気功のひろば
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ブログ

2022.02.10

Monthly Live 2/11配信!

肩を楽にして、免疫を活性化。肩こりや花粉症にさようなら。
2/11(金)午後2時〜、月イチの「Montly Live」配信です !

   *画像をclick !*


免疫強化シリーズ第11回、2022年2月のテーマは、肩。

2月頃は、免疫力を高めやすい季節です。
特別な工夫をしなくても、 風邪や花粉症を経過しながら
体全体の免疫の力をぐんぐん高めていくのですが、
肩の動きがつかえていると、症状も長引きやすく
経過がなかなかスムーズに進みまません。

そして、肩が楽になると、
いろんなことがスムーズに流れ出します。

大脳と骨盤の動きが変わり、
目が楽に、呼吸が深くなり、 血液やリンパの流れが改善し、
胸腺や脾臓の働きが盛んになって、 免疫系の働きが活発になる。

コロナ予防はもちろん、
花粉症対策や、 慢性的な肩こりや目の疲れ、 体質改善にも、
この季節に肩を楽にすることがおすすめです。
大切な季節。毎日体に気を配っていきましょう。 (天野泰司)

気功協会の You tubeチャンネルからもご覧になれます。
「気功のひろば」HPの左上にも、赤いYoutubeマークがあります。

時間になると、ライブ配信が始まります。
終えてからも見ることができます。無料。カンパ歓迎 !

時間になると、お部屋が教室になるライブ配信。
お部屋を少し片付けて、お水やタオル、メモも手元に。
ご一緒に、いま必要なことを。
午後2時、お待ちしています。(純)

 

 

2022.01.28

自分を知る

The Book of Life 1/28のテーマは

Self-Knowing

*クリシュナムルティの言葉を、
一日一ページ 365日分に編集された本「The Book of Life」を 一日分ずつ、翻訳しています。バックナンバーは同じカテゴリからお読みいただけます。

J.クリシュナムルティ 訳 天野泰司

 

 


自分を知ることがなければ、
何を行なったとしても、
瞑想状態へ至ることはできないでしょう。

「自分を知る」というのは、
全ての思考を知り、
全ての気分、言葉、感情を知ること、
つまり、心の活動を知ることであり、
崇高なる自己や、大いなる自己を知ることではありません。
そんなものはどこにもないのです。
高次の自己、アートマン(真我)などといっても、
依然として思考の範疇にとどまっているにすぎません。
思考は、あなたが条件づけされてきたことの結果であり、
記憶への応答です。歴史的な記憶でも、今のあなたの中の記憶でも同じです。
自分を知るということから生じるあの美しい徳質を
深く、ゆるぎないものとして確立しないまま、
ただ瞑想を試みても、完全なごまかしで、全く役に立ちません。

どうかお聞きください。これは真剣な方々にとって、とても重要なことなのです。
もしそうしなければ、あなたの瞑想と現実生活は、分離し、別れ別れになります。
とても大きく隔たってしまうので、いつまでも、生涯にわたって姿勢を整え瞑想したとしても、
鼻より先が見えることはないでしょう。
どんな姿勢をとろうと、何を行おうと、それには何の意味もないのです。

自分を知るとはどういうことなのか、わかることが大切です。
ただ気づくのです、何の選択をすることもなく。
束のような記憶を源としている「私」というものに、
何の解釈を加えることもなく、気づくのです。
心の動きを、ただ観察するのです。
でも、観察を通じて、何をすべきか、何をすべきでないか、何を達成するか
ということをただ積み重ねているのだとしたら、観察は妨げられてしまいます。
そんなことをすれば、自己の生き生きとした心の動きに終止符を打つことになるのです。
つまり、私は事実を、実際を、それそのものを観察し、見なければならないのです。
それに対して、記憶の応答である「こうしてはいけない」「こうしなければいけない」というような、
考えや論理でアプローチするなら、
純然たる、あるがままの動きが、妨げられ、ブロックされてしまいます。
ですから、そこには何の学びもないのです。

 

2022.01.26

蔦町気功の会 温タオル

1/29(土)身につく禅密・配信の翌日、
1/30(日)蔦町気功の会・温タオル法 です。

1月は、ハンドタオルを持参いただいて、
お湯をかけてしぼり、ポイントを選んであててゆく
とてもとても心地よくゆるむ方法。
神経系統の緊張しやすい、この時期にぴったりです。

天野の本や、教室などでも紹介していますが
実際に、少人数でやってみることで
ハードルが下がり、必要なときに
さっとできるようになります。

天野の教室や、配信を受講された方におすすめしています。
前後に個人けいこもお取りできますので、
お申し込みのときに希望の時間(講座前・講座後)をお書きください。
あと数名、お受けできます。(純)

2022.01.21

身につく禅密

雪の京都です。北白川も、よく降りました。。

せっかくなので、配信の案内動画を撮りました。
身につく禅密」、1/29〜初回配信です。


1/28午前までにお申し込みいただくと、
3回ともリアルタイムでごらんになれます。

アーカイブ(動画記録)は残りますので、
配信日に都合があわない時は、終了後いつでもごらんになれます。

私は、30年ほど前に禅密気功に出会い、続けていますが
シンプルでありながら毎回違っていて、発見もあり
大好きな気功です。
今回はまた基礎に戻り、深めていきます。

みなさんの、お申し込みをお待ちしています。(純)

2022.01.09

Monthly Live 1/10配信!

大脳を十分にリラックスさせ、眠りを深く、免疫を上げる。
1/10(月)午後2時〜、月イチの「Montly Live」配信です !

   *画像をclick !*


免疫強化シリーズ第10回、2022年1月のテーマは、大脳。

頭の中が、いろんな考えや悩みでいっぱいになると、
眠りも浅くなり、免疫も働きにくくなってしまいます。
冬は寒さと乾燥が重なることで、神経が過剰に働きやすくなるので、
十分な大脳のリラックスを誘導することがとても大切です。

目を温めたり、てあてしたり、ゆっくり首をまわしたり、のびをしたり、
そんな簡単なことで、大脳のリラックスを深めていくことができます。

風邪の流行りやすい季節でもありますが、風邪やコロナを
できるだけ自然に 自分の力で経過できるようにするためにも、
頭をしっかり休めることがとても大切です。

清々しい新春の頃。 希望を胸に、どこか明るい心持ちになると、
生きていこうとする中心の働きに火が灯り、 免疫も含めて、体は大きく活性化していきます。
気功で心身をすっきりさせたら、今年の夢をいくつか書いてみましょう。
叶いやすい夢の書き方も簡単に紹介します。 (天野泰司)

気功協会の You tubeチャンネルからもご覧になれます。
「気功のひろば」HPの左上にも、赤いYoutubeマークがあります。
時間になると、ライブ配信が始まります。
終えてからも見ることができます。無料。カンパ歓迎 !

時間になると、お部屋が教室になるライブ配信。
お部屋を少し片付けて、お水やタオル、メモも手元に。
ご一緒に、いま必要なことを。
午後2時、お待ちしています。(純)

 

 

2022.01.08

気功生活 Vol.128

生まれる

全身で、
全霊。

【目次】

ふゆからはるへ 天野泰司
特集・夢と気功 新春の気功/夢曼荼羅の作り方/
「幸福になる気功」講座ノート
つれづれ湯遊記5 あや
The Book of Life 12/14・12/29
新生  吉田純子
本とCD・ DVD
講座案内


ふゆからはるへ

天野泰司

 新年あけましておめでとうございます。2022年が開け、新しい春を迎える季節になりました。昨年、そしてこれまでも、多くのご支援ご協力を本当にありがとうございました。おかげさまで、蔦町の新事務所が完成して一年、これからが活動の本番です。本年もよろしくお願いいたします。

からだの自然
『気功入門 からだの自然が目を覚ます』(春秋社)の増刷が決まりました。2004年12月に初版が出て、今回で14刷。紙媒体や書店が減りつつある昨今、とても貴重でありがたい思いです。
『気功入門』は原点のような本。気功協会創成期、1999〜2004年に積み重なった奇跡的で幸運な学びが、この一冊に結晶しています。多種多様な気功、整体や自然体育の流れが出会い、壁を越えてひとつになり、どこまでもシンプルでやさしい本になっているのは、驚くべきことです。

気功とは、何か特別な技法を学ぶものではなくて、自らの体の中に生き生きと働いている何かと出会い、対話しながら、その元からある自然な働きと一つになっていくことです。無限に方法があって複雑多岐になりがちですが、難解になればなるほど、本来の自然から遠ざかってしまいます。だからこそ、できるだけシンプルでやさしいことを選んで、無理のない自然なやり方で学ぶことがとても大切になります。

今年は、この原点の自然に立ち返って、やさしく深く気功を学んでいきます。メイン講座「気功の学校」をはじめとして、入門講座、「禅密の学校」、蔦町での集まり、毎月の配信など、充実した流れになることでしょう。

新しい生命を迎える
昨年末、長女のたまちゃんが自宅で元気な女の子を産みました。名前は「りん」です。
陣痛が始まったと連絡があったのは、木曜の教室の途中でした。初産なので、予定より遅れるつもりでいましたが、10日ほど早くなりました。りんちゃんはお腹にいる時から本当に聞き分けが良く、病院検診の前日に「明日逆さまだと帝王切開になるから、大人の都合なんだけど」と説明すると、翌日にはくるっと頭を下に。「もういつ産まれてもいいよ」というとすーっと頭から下に降りてくれていました。
自宅で出産できたのは幸運でした。産後も毎日てあてができますし、たまちゃんも四日目に骨盤が左右揃った時に起きることができました。

産まれたばかりの赤ちゃんへのてあては、カニババと呼ばれる宿便の排泄を促し、お乳を吸う力をしっかりさせるなど、大きな意味がありますが、最も大切なのは、ただここにいるだけで満たされた幸せな状態を保つことです。新生児期には強い刺激を避け、全てをその子にとって心地よいリズムで進めていくことが大切ですが、どれだけ気をつけても難しい時もあります。多少の波風があっても、てあてをしていくと、原点の幸せな状態に立ち戻って、この変化に富んだ現実世界を、臆せず存分に楽しみながら、全力で生きていく土台、ゆるぎない安心感が育っていくでしょう。

そのままの私を
生後13ヶ月、そして3歳までの間が、潜在意識に幸せの種をまいていく最も大切な時期。だからこそ、お産や子育て、妊娠以前の女性の体づくり、周囲や男性のサポートがとても重要になります。
けれど私たちは、大人になっても、繰り返し赤ちゃんの心と体に戻って、幸せの種をまくことができます。私たちが楽しんでいる「気功」は、そのやさしい具体的な方法です。「今、誕生したばかり」そんな初々しい気持ちで、今ここにある幸せを味わっていきましょう。まず私から、そして次の世代へと、幸せを膨らませていくのです。
次世代は、何も自分の子供や孫に限ったことではありません。また若い人たちだけに気持ちを向けるという意味でもなく、あらゆる人の中にある「こども」や「赤ちゃん」、いわば「純真なその人」「そのままの私」を見つめていくということです。

天心に還る
私たちが「てあて」、あるいは「愉気」と呼んでいるものは、この原点の自然への集中です。
その意味では、気功は「自分へのてあて」だということもできるでしょう。ポカンとして手をふれると、その場所の自然な働きが活性化していくように、なんの飾りも脚色もない自分におだやかな意識を向けて動いていくと、眠っていた自然が一斉に働き始めます。

季節は冬から春へと巡っていきます。生命が次々と芽吹いていくこの時期は、気功の真価が花開くタイミング。やさしい気功を、気持ちよく、天心に還って、みんなで続けていきましょう。

2022.01.04

「気功生活」作成中

いかがおすごしですか。
お正月が明けて、明日印刷に出すべく
会報「気功生活」の最後の仕上げです。

さきほど、久しぶりに墨絵を描きました。書き初め?
いま、天野がパソコンに読み込み、消しゴムをかけてくれています。
禅密気功の収功、最後に収めていく動作ですが
されたことあるかたには、すぐわかるかも。

無事に印刷に出せたら、1/9日曜に発送しますね。

会員外で読みたいかたにも、無料でお送りできます。
「出版物」のページから、「最新号送付希望」を選び
必要事項を入力して、お送りください。

追記・二度三度と、無料でお送りしている方は、もし経済的に問題がなければ
入会していただけると、事務的に大変助かります。
「経済的に難しいが、継続的に気功生活だけ欲しい」場合は、遠慮なくご相談ください。

今回は、12/19「幸福になる気功」(アーカイブ視聴可)の配信を受けて
やさしい気功でからだをゆるめ、新しい一年を方向付けていく特集です。
好評の連載「The Book of Life」「温泉記」、
気功協会の本やCDを改めてまとめた、使いやすいページも。

どうぞみなさま、良い年になさってください。(純)

2022.01.01

2022年を迎えて

新年あけましておめでとうございます。

全く新しい一年が、また始まりました。

今までの辛かったこと、大変だったこと、
思うようにならなかった様々なこと。
それらはもしかすると、今年、美しい花を咲かせ、
大きな果実を実らせるための
下地のようなものだったのかもしれません。

ずっと連続しているように思える日々が突然一変することがあるように、
この一年もまた、大きな変化のタイミングであるように私は感じています。

ここ2年ほどの間、世界的にも大きな動きがありました。
人は、一つの観念に従って、ここまで生活を変えることができる。
そして、従来当たり前だったことに次々と疑問符を投げかけ、
変革していくことができる。
そうした大きな能力が証明されたようにも思えます。

そして、より大切なことは、
その能力をどんな方向に使うのか。
人と人とが、お互いに幸せに暮らしていけるように。
誰もが、自分が持っている力を素直に伸ばしていけるように。
好きなこと、やりたいことに全力で取り組めるように。

そのためにできる、いちばんの土台になるもの。
それは、からだの自然を育てていくことです。

自由自在に動けるように、心身をゆるめ。
正常で柔軟な判断ができるように、感覚を磨き、
持っている力を出し切るように、全力で自然に動く。

今年は、原点に還って、
今、この世界が求めているものを
できるだけやさしくシンプルな形で、
深め、広げていきたいと思います。

みなさんにとって、
本当の意味で、幸多い一年であることを
お祈りいたします。

天野泰司

2021.12.29

静寂と出会う

The Book of Life 12/29のテーマは

Finding Silence

*クリシュナムルティの言葉を、
一日一ページ 365日分に編集された本「The Book of Life」を 一日分ずつ、翻訳しています。バックナンバーは同じカテゴリからお読みいただけます。

J.クリシュナムルティ 訳 天野泰司



瞑想とは何か。

その探求の中に入っていき、思考の全プロセスを理解した時、
心は完全な静寂の中にあることに気づくでしょう。

この全面的な静寂の中では、
見張っている私も、観察している私もなく、経験している私もありません。
経験をかき集めている私が、
つまり自己中心的な心の活動が存在しないのです。

それが、サマディー(三昧の境地)だ、などと言わないでください。
全くナンセンスです。
あなたはそれを本で読んだだけで、自ら見つけたものではないからです。
言葉と「そのもの」との間には、莫大な隔たりがあります。
言葉は「そのもの」とは違う。
「扉」という言葉は、「扉そのもの」ではありません。

瞑想するということは、
自己中心的な心の活動を洗い清め、一掃していくことです。

深く深く瞑想をして、そこへ至った時、
静寂と出会い、完全に空っぽな状態を体験することになるでしょう。

心は、社会によって汚染されす、いかなるものにも影響されず、
欲望により生じる圧力にさらされることもないでしょう。

完全に一人であり、一人として存在し、無垢で、純真である。
そうすると、時間を超越し、永遠に続いていくものが
生じ得るようになるのです。
この、全てのプロセスが瞑想です。

2021.12.25

「気功の学校」受付中・「身につく禅密」オープン !

クリスマスの朝、少し冷え込んだ京都です。いかがお過ごしですか。

「気功生活」127号で、来年1ー3月開講の「気功の学校123・基礎科」の募集を開始し、
受付期間を本日までとしましたが、
お正月明けの1/10まで、受付とさせていただきますね。

実は今日あたり、身内に出産があるかと予定していましたが
10日ほど前に生まれてくれましたので、ゆっくり受付ができます。
年末年始のお休みに、みなさんに募集要項を見ていただければと思います。

新しい方は、あと数名で定員になります。
再受講の方は、出たい日時をメールで。フォームでもokです。
新年16日、またゼロに戻り基礎から。山科へ、いらしてください。

そして、同じく1ー3月にオンライン配信の「身につく禅密」。
今日から、受付を開始しますね。

私も、とても好きな気功です。
長く続けていても、毎回違う発見や、さまざまな心地よさがあります。
背骨から動いていく感じ、天地とつながって私がなくなる感覚も独特です。
慣れた方も、またぜひどうぞご一緒に。

お申し込みお待ちしています。
どうぞよい週末を。(純)

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