気功のひろば

ブログ

2018.08.06

七夕のお誘い

きのうの山科「気功の学校」冒頭では、
天野から「この猛暑も、天災です。
少しぐらいならと我慢したりしないで、
避難したり、水だけでなく塩分をとったり、
熱いお茶やコーヒーを先に飲んでから水を飲むのもよいです」
といったお話のあと、
頭を高くして横になり、お互いに頭部活点(鬼のつのの生える処)や
アキレス腱に手あてをして、ゆっくり休みました。

「涼しいところでしっかり動くこと、そしてよく休むこと」
といったお話も。
立って動くと、やはり夏らしく、肩や首の痛みなどが少なく
スムーズに動ける感じがしました。

講座があると、ほんとうに楽になります。
次の8/12(日)の「七夕の会」は、どなたでも出ていただける
半日の講座で
毎年楽しみにしている会です。

今年も、旧暦の七夕に合わせて、集まりやすい日曜日に設定しました。

その日の朝に切ってきていただいた笹を
広い和室の床の間まえに据えると
一気にお部屋が清々しくなります。

涼しい畳の広間で、ゆっくりと心身を深くゆるめ、
落ち着いた心と、スッキリした体を取り戻しましょう。

体がほぐれたら笹に短冊をつるして願いを天に届け、
大切にしまってあった夢を現実にしていきます。
笹を囲んで、ちょこっと盆踊りも。

笹の気配と、短冊の自然な色合い。
猛暑で失われた、夏らしい夏が戻ってくるようです。

心身をゆるめ、願いを記し、笹に吊るして
踊って全てを忘れると、潜在意識の働きが活発になって
夢がとても叶いやすくなります。

その場でしかできないことがあります。
昔からの知恵を、季節に合わせて活用してください。

お申し込み&詳細は「講座あんない」へ。

☆一昨年の様子がこちらに。

初めての方、久しぶりの方、
会員でない方もおまちしています。(純)

2018.07.29

天災への備え

6/18の大阪北部地震以降、息つく間もなく天災が続いています。
死者200名を越す記録的な雨量の7月豪雨、
その後、私の住む京都市では2週間近く38度を越える猛暑が続き、
祇園祭の花傘巡行も中止。
そして今、東から西へと向かう異常な進路の台風が、雨を降らせています。

2011年の東日本大震災の時もそうでしたが、
天災は、想定外の激しさで突然やってきます。

それは、激しい症状が現れる急性病に例えることもできるでしょう。
生命の危機が感じられるような急性期の症状に対しては、
何よりも命そのものを守ることが優先されます。

その時に役立つのは、ぐんと生命力を奮い立たせるような活法と、
体の裡からの回復力を引き出す、静かで深い落ち着きです。

生命に火をつけ、燃え上がらせる。
そして、深い深いリラックスへと導く。
この二つは表裏一体。生命が活発に働くほどに休息も深まり、
全身がゆるみきることで、大きな活力が生まれます。

災害という緊急時にも、同じことが言えます。
パン! と体の非常スイッチを入れるのと同時に、
落ち着いた心持ちを保ってしっかり休むことの両方が必要です。

まず、心をおちつける
災害が長引くほどに大切になるのが、心を落ち着けること。
「どうしよう」と心が不安に包まれてしまうと、本来の力を発揮できなくなるばかりではなく、
長い不安がストレスを招いて、心身を病んでいくことにもなりがちです。
天災への備えとしても、心を落ち着ける方法を知っておくとよいでしょう。

細く長く息を吐く
細く長く、ふうーーーーーっと、遠くのロウソクの火を吹き消すように、息を吐いてみましょう。
もう一度、ふうーーーーーっと、お腹の息も使って。
もう一度、ふうーーーーーっと、一定の圧力を保って。

3回ほど、細く長く息を吐くと、落ち着いた腹式呼吸が自然とできるようになります。
息を吸ったらお腹がふくらんで、息を吐くとお腹が戻る。
この腹式自然呼吸ができている時には、
不安や心配から離れた、落ち着いた精神状態の中にあります。
慌てている時ほど呼吸が乱れるものなので、
一度練習して、心が鎮まっていく様子をしっかり味わっておきましょう。

手のひらを合わせる
宗教をお持ちの方は、慣れた形を使うとすっと心が安定するでしょう。
手を合わせる習慣のない方は、手のひらの真ん中を合わせる合掌の形から90度回し、
指を曲げて手の中に何かを包み込むような形にして、お腹の前に置いてみるとよいでしょう。
手を合わせたら、そのままゆっくり息をしてください。

手のひらは心の窓。
手を握ってもらうと、どこかほっと安心するように、
自分の手と手を重ねることで、すーっと心が安定していきます。

お腹の前に手を合わせたまま、体を少しゆらしてもよいでしょう。
心はいつもゆれ動いているもの。
おだやかな体のゆれは、その心のゆれを写す鏡のようなものです。
ゆれながら、自然に心地よくなっていくことで、心の荒波もだんだんに静まり、
穏やかな凪(なぎ)のような心へ戻っていきます。

風が止んで、しーんと波が静まった、独特の静寂が「凪」。
内部に豊かな変化をたたえながらも、
一見全てが止まっているかのように見えるこの心の状態を、
「無心」、あるいは「不動心」と呼んだりします。

だんだんに小さなゆれになって、静かに止まっていきましょう。

そのまま少し休むと、短時間でさっと疲れが抜けますし、
そのまま動き出すと、体がスムーズに動いて、
持っている力を発揮しやすくなります。

天野泰司 記 (つづく)

2018.07.07

季節の気功 7/8開講です!

京都は雨脚も弱まり、
荒神橋付近の鴨川の水位もおちついてきました。
西日本一帯の大雨の影響で交通機関も乱れていますが、
阪急や京阪は平常運行しています。

先ほど京都・朝日カルチャーセンターの担当の方より連絡があり、
明日7/8(日)の「季節の気功・文月」講座 (13:00〜15:30) は、
予定通り開講することとなりました。

雨が続いて、腎臓に負担がかかってきていますので、
夏を迎える体の準備と同時に、
腎臓のケアをていねいに進めていきます。
また災害が続いていますので、
自分で簡単にできる不安を鎮める方法や
心をおちつかせるやさしい気功も覚えておきましょう。

各地よりご参加のみなさん、
どうぞお気をつけてお越しください。

講座参加ご希望の方は
直接、朝日カルチャーセンターへお問い合わせください。
tel.075-231-9693

天野泰司

2018.06.29

Self 3巻 お送りしました。

通信講座Self・第25期、はやくもあと1ヶ月になりました。
3巻目のDVDと学級通信を、今日の郵便でお送りしました。

最終回は「波の動き」、
劉漢文先生に教えていただいた、禅密功です。
背骨を波のように動かしていくと、
背景の、西湖畔の柳も風に揺れます。
美しい風景も、楽しみにしていてくださいね。

明日は午前中、通信「気功生活」の発送です。
http://npo-kikou.com/publishing/

地震で様々な被害があった中、
無事、予定通り発行でき良かったです。
印刷屋さんも高槻なので、家財道具が破損。
印刷機は大丈夫で、帳合機が振動で具合よくないと伺いました。
4人の方が手伝いにきてくださいます、
ほんとうにありがたいです。
顔を合わせることだけで、こんな時は頼もしくうれしいものですね。
(純)

2018.06.26

先天に戻る〜5/20山科

「禅密の学校」は、劉漢文先生に学んだ禅密気功を
学んでいく、会員向け講座です。
5月のお話から。

於:アスニー山科 天野泰司
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中国のお寺には、笑った弥勒菩薩が最初におられる。
禅密功の入り口も、「笑いの門」。
劉先生は、「禅密を学んでいる人は、笑っている」と仰った。

知らず知らずに、背負っている重荷。
「笑う」ことは、それを下ろしてもいいんだよ、という合図。
いつでも、子供のように、くったくなく笑える感覚。

禅密功で「背骨をゆらし、慧目を開き、密処をゆるめる」目的は
幸せを培っていくこと。

生きていこうとする意思は、天然のもの。
生を楽しむ流れを体で感じつつ、
知性も使って、負の要素を取り除く。
そうして、「笑いの心」に戻る。

禅密は、気の働きの中にいる感覚が大きい。
「生きている」そのもうひとつ前の何か、に触れてゆく。
心・体が分離していない状態に戻る。
[実習]

(純)

2018.06.23

梅雨を快適に 〜6/10京都

2018/6/10 於:朝日カルチャー京都「季節の気功」天野泰司
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*梅雨の養生法

この時期は湿度が高く、雨で動きにくい。
フィンランドのサウナは湖畔にあって、
湿度と温度を一気に高め、最高潮に達したら湖に飛び込んで
一気にスッキリする。
梅雨には、そうしたスッキリ感が合っている。

体は、末端が伸びると全部が伸びる。
手足を伸ばすと、胸が開き、腰が伸びる。

[実習・手の指を一本ずつ伸ばす〜足の指を伸ばす]
遠くへ、力を使わないで、イメージで、ゆっくり。
胸を開くように、気持ちよく。

イメージが気を導き、気が動くと体が変わる。
イメージと作用をつなぐものが、気。

イメージの力は大きい。
体の実感が伴っていて、気持ちよい方向であることが大切。
そうすると、適切な範囲を越えない。
例えば、「指が気持ちよく伸びてゆく」イメージに、感覚が伴い、
気持ちよく胸が開くならば、うまくできている。

みぞおちがゆるんでいて、下腹部が充実している
「上虚下実」が、安全な方向の指針となる。

「良いイメージに馴染む」ことが大切。

例えば「人の役に立つ」。
全体の中で、自分がどうあると、周りが心地よいか。
相手の役に立つことは、複雑でデリケート。
その時々で、その都度、変わるもの。
「いつどんな時でも、私は人の役に立っている」
そうした良いイメージを保つことで、必要ない空想が少なくなる。

利他的な心持ちに加えて、体に基づいた感覚があることが大切。

「自利と利他」と仮に分けて考えるが、「利他」の他には私も含まれる。
私と、私以外の全てには関係が必ずあり、区別ができない。
そうした考え方は、一番安全な自分を利する方法であり、
周りも、自分も潤ってくる。

[実習・季節のてあて〜腎臓・後頭部・おなか]

腎臓のろ過機能が、血液の状態を決めている。

[実習・肩の荷がおりる気功梅雨ver.]

ねじりの動き、前後の大きな動きを加えて。

活発に動きにくい梅雨は、余ったエネルギーを発散しにくい。
動くと停滞からさっと抜けられる。
歩くのもよい。時々腎臓に手をあてて、違和感があったらふっと集中する。
てあて、なでることがよい。
満足できる直前にやめると、効果が長く保つ。

(純)

2018.06.20

てあての心で

6/18の大阪北部地震では、
気功協会事務所もかなり大きな揺れを感じました。
北摂近郊のみなさん、大丈夫でしたか ?

昨日は、阪急電車が復旧してくれたので、
茨木市にある吉田の実家へ、倒れた本棚などを起こしにいってきました。
震源から近いこともあって、ガスは止まったまま、
積んで置いてあったものがなだれ落ち、想像以上の大変な状況でしたが、
母の寝室は使える状態まで戻し、
父の寝室の入り口をふさいでいた本棚をなんとか立て直すことができました。
家によって被害状況は違ったみたいですが、
途中、お寺の塀が崩れ、大きな灯籠が横倒しになっていたり、
茨木市から高槻市にかけての区間では車窓から
屋根にブルーシートのかかった家もよく見かけました。

片付けがひと段落して、両親のてあてをして帰ってきましたが、
地震で揺れた時は、本当に怖かったのではないかと思います。
こうした緊急時には、具体的な人の力が必要な時もあるし、
また、心身のケアが必要なこともあるでしょう。

不安や心配で頭の中がいっぱいになっていると、
そのことで余計に体が辛くなったり、
適切な行動ができなかったりすることにもなりがちなので
まず何度か、ふーっとゆっくり息を吐いて、心をおちつけて、
それから具体的な行動をはじめるとよいと思います。

そして、少しゆとりが出てきたら、
心がおちつくやさしい気功」をして、
自分の心を楽にしてあげてください。

そして、
遠くから心を寄せてくださっているみなさんも、
不安や心配の心ではなく、
お母さんがお子さんにおもわず手をあてて、
大丈夫よとやさしく語りかけている時のように、
暖かな気持ちを向けるようにしてみてください。

心がおちつくやさしい気功」をしてから、心を向けてみると、
すっと暖かな心持ちになっていることに気づかれるかもしれません。

そうした、暖かな心持ちで、相手に気持ちを向けることを、
「てあて」と言っています。
実際に手をあてていても、離れて気持ちだけ向けていても、
気は同じように伝わっていきますので、
ぜひ、てあての心で、気持ちを集めてみてください。

な暖かな心が集まることで、
見えないけれども、それが大きな支えになっていくでしょう。

天野泰司

2018.06.19

花開く思考

The Book of Life
6/19のテーマは
Let a Thought Flower

以下、天野の訳です。

———————-

「気づき」は、ある心の状態であり、
あらゆるものに対して生じます。

空を飛んでいく烏たち、
木に咲く花、
前に座っている人や、服の色合い、
そんな全てにあまねく気づいていくのです。
それには、はっきり見て、観察することが必要です。
葉っぱや幹の形を、
相手の頭の形や、何をしているかを。

あまねく広く気づいていて、そこから行動するということは、
つまり、自らの存在の全てに気づいているということです。

ほんの部分的な思考能力、
思考の断片、あるいは断片化された思考によって、
限定された思考にとらわれたまま、
それを元に経験をしているのであれば、
心の状態も、凡庸で、限られた狭いものになってしまうでしょう。

しかし、自らの存在の全体性に気づき、
あらゆる思考と感覚が目覚め、
そこに何一つ制限を加えず、
全ての思考と感覚を花開かせ、
そのうえで「気づいている」ということは、

ほんの限られた思考に基づく行動や集中、
制限されたその状態とは全くもって違います。

思考を花開かせ、感覚を開花させるには、
意図的な集中(concentration)ではなく、
自然にすっと気が集まること(attention)が必要です。

「花開かせる」とは、
「思考を自由にしてあげる」という意味です。
そして、あなたの思考や感覚の中で何が生じているのか、
何が起こっているのかを見るのです。

開花するものは、すべからく自由であり、輝きを持ち、
制限されざるものです。
どのような価値もそこに加えることはできません。
良いとか悪いとか
こうあるべきとか、こうあるべきでないなどと言うこともできません。
そんなことをしたら、思考の開花を抑制してしまいます。
とても深く、深く、このことを探っていってください。
そうすると、この「思考の開花」とは、
「思考の終焉」であることがわかるでしょう。

2018.06.18

事務所 大丈夫です。

朝方、大きな地震でした。
京都にきて初めて、強く揺れたように思います。

事務所は、玄関戸の枠がひとつ外れましたが、
天野が補修し、倒れた本や降ってきた真っ黒クロスケなども履いて
片付けが完了、高槻・茨木・枚方の会員さんにご連絡してみたところです。

本日夜の天野の教室「気の会・天神山」は中止いたします。
お世話の平尾さんからご連絡なさると思いますが、見学の方も、また来週に。

いまお返事いただいているところでは、
高槻の会員さんのおうちが、食器棚が倒れて、油が割れたりしたなど
いちばん大変で、
豊中の会員さんご自宅が停電、
他の方は、コップや人形ケースが割れたのを片付けていらっしゃるとのことで
みなさん、ご無事でいらっしゃいます。

吉田の父母も茨木で、食器や本が落ちてきたとのこと
けがなどなくて何よりでした。

先ほども、小さく、どんと来ましたが
関西の会員の皆さん、どうか気をつけて、
また様子をしらせてくださいまし。(純)

2018.06.04

青龍殿へ

5/27、気功協会の総会として
京都・東山の山頂、青龍殿へ上がってきました。


集合は、知恩院の三門。

長い階段を上ると、除夜の鐘で有名な
大きな大きな鐘楼
そこから山道に入っていきます。

すぐに、「ほーたるの窟」。
法然上人が専修念仏の教えを悟り、広めようとした場所、とのこと。

天気が良いんだけれども、暑すぎず、
涼しい木陰をみんなで登って、山頂の青龍殿へ。

ここは、青蓮院の飛び地で、国宝の青不動をおまつりするために
解体されることになっていた武道場を、移転したもの。
お堂のなかは広く、天井は高く、
その何もない感覚が、天とつながる感覚を生み、
どっしりとしたありようが、地とつながる感覚を生み。

青不動の前で手を合わせ、般若心経。
禅密功のやりかたで消災と植福、
生きとし生けるものの幸せを祈りました。

陽射しが強めなので、少しだけ大舞台で気功。
京都市内が一望。
朝鮮・韓国のほうを向いて、和解の心が世界に広がるように。

もうひとつの展望台から見える将軍塚は、
和気清麻呂に勧められ、桓武天皇が京都を都とすることを決めて
その安泰のため、将軍の像に甲冑を着せ埋めた地。

千年もの間、都を見守り、平和を願ってきた由緒ある塚。
こちらからは、わずかに京都タワー側、山科も見えます。

木陰でおべんとう、簡単に気功協会の総会。
ご報告以外に、「今年は本を出しませんか」という提案も。

いったん解散、今度は青蓮院側へ下山。
道が少し急で長く、下りに向いています。

なんとも心地よく、心も体も緑色、
風が通り抜けていくような山行きになりました。
みなさん、ありがとうございました。
(純)

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