季節をめぐる気功・卯月 〜骨盤から体が変わる
京都朝日会館の人気講座が、大阪・中之島フェスティバルタワーへ。
時間も30分長くなり、新たに始まった月例講座。
3ヶ月通して申し込んでくださった方が多く、嬉しい始まりに。
初めての方も含めて、集中度の高い2時間半になりました。
*講座ノートから天野の加筆、修正済。次回は5/8(日)。
2022/4/10 於:朝日カルチャー中之島 天野泰司
・・・・・・・
今、コロナのこと
このかん、コロナにかかり回復した人の体を観察し調整する機会があったが、
自然に経過していけば、大きな病気ではないと感じている。
あらゆる病気や症状は、体の指し示す方向、
「こうしたい」という体の思いに添うことが大切。
「休みたい」「水が飲みたい」「寒い」…。
休みたければ休む。飲みたいなら水を飲む。寒気がしたら服を重ね、ふとんをかける。
湯たんぽを入れる。知識があれば足湯をし、出た汗はよくふいて、
汗がさらっとしてきたら温めた服に着替える。
そうやって体の声に従って養生すると、経過が違ってくる。
副作用が残ったり、こじれるのは、
我慢したり、せっかく体温が上がっているのに解熱剤を使ったり、
検査に出かけなければならず、体を冷やしてしまうなど
体の求めに応じないで理性で動いているため。
動物は本能のままにするが、人間は、役割の縛りや思考の働きで
違うことができてしまう。
今回は、急いで承認したワクチンの副作用も大きい。
鈍さ、だるさが残る時は、
基本の「肝臓のてあて」だけではなく、
「首を通す」ことが大切。
首の後ろをていねいに調べて、ひやっと冷たかったり、ベタッと汗が残る場所をさがして
手をじっとあてたり、温タオルをあてて温める。
楽になるほうへ動かしてみる。
三回目の接種で大きく体調を崩したという報告が多い。
同じワクチンを何度も打つことには、危険性を伴う。
異なる製薬会社とのチャンポン接種だと68パーセントが発熱と、さらに副作用が多い。
ワクチンの免疫は一過性で、何ヶ月かで消えてしまうが
自ら罹患して、自力で経過して得た自然免疫は一生のもの。
次の世代にも伝わる。赤ちゃんも、お母さんから免疫をもらう。
とくに若い女性はワクチンを打たないほうがよい。
妊娠までに培ってきた自分の体は、子孫にも伝わってゆく。
戦争
まさか今、戦争が起きるとは誰も思っていなかっただろう。
他人事にしないこと。誰か一人が悪いわけではない。
簡単に結論を出して片付けてしまうと、悪いやつをやっつければいい、という
暴力の引き金になってしまう。
私の中の暴力性を減らしていく。
力を使わない、持たない、という次元ではなく
心の中に暴力性がないか。
心がざわついている中で適当に力で片付けてしまうのは、よくない。
骨盤
骨盤=性の働き、本能的。お互いを大切にする心。
頭脳=思考。観念を一度外し、広々とした感じを味わう。
一度頭を空っぽにし、体がどうしたいか聞いていく。
そうすると、気がつく。
ゆるみが深いと、短時間でまた活発さが起こってくる。
質の良いゆるみが大切。
[実習・あくび〜目、鼻のてあて〜心がおちつく やさしい気功]
骨盤の動きは、主に、前後/左右/開閉の3つ。
動かしてみて、気持ち良いほうへより大きく動く。違和感のあるほうは無理に動かそうとしない。
そうして体に聞きながら動いていくと、運動が微妙、繊細になって
本質的な内からの動きが活発になり、体と思考の自然が培われる。
[立って動く]