気功のひろば
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2021.09.13

「治る力と体癖」受付中

3回連続web講座、 「治る力と体癖」。
第一回のLive配信が、終了しました。
ときに大爆笑、ときに考えさせられ、最後の気功ですっかりゆるみ。
体癖全体の説明もありましたし、
特に首が長く考え込みがちの「上下型」の方には、ぜひ見ていただきたいです。

今から申し込みされると、1回目は動画記録ですぐに。
2回目からは、ライブでごらんになれます。
都合が合わなくても、後から何度でも
同じアドレスで見ることができますよ。

野口晴哉氏の整理した「体癖」。
毎年の人気講座を、初めてweb公開です♪

案内動画はコチラ!

体癖は、とても面白いです。
私はこんな性格、と思っていたのは、体の偏りだった。
あの人の行動・思考パターンは、体の癖だった。・・目から鱗。
私を見る目が変わり、知人や家族、友達をより理解できるので、
生きていくのが、なんだか楽になります。
あの人難しいなぁ、と思ってたのも、なんだ、この体癖なら無理もないわ、と。

体癖は主に、上下、左右、前後、ねじれ、開閉の10パターン。
5つの腰椎や、季節とも対応しています。
詳細は「講座案内」のページからどうぞ。

会報「気功生活」最新の126号でも、天野が渾身の特集をしました。
私もペンで絵を描いて、楽しいページになっています。
講座中はお手元に、またお持ちでない方には
どなたにも、無料でお送りしますので、問い合わせフォームから
「最新号希望」としてお送りください。

晴哉先生のご本も、ちくま文庫から出ていますが、
天野から聞くと、何よりとてもわかりやすい !

アーカイブ(終了後)も、同じURLでご覧になれます。
メールで私から届いた文字列(Youtubeアドレス)をクリックするだけです。

会報「気功生活 」126号はテキストのような役割をします。
初めての方にはお送りする時間も必要なので、
余裕をもってお申し込みくださいね。

では、お申し込みお待ちしています。
これからの配信も、
楽しみにしていてくださいね !(純)

 

 

2021.09.09

Monthly Live 9/10配信!

すっかり秋らしくなり、虫の音が聞こえてきます。

明日、9/10(金)午後2時〜、 配信です !

   *画像をclick !*

免疫強化シリース第6回目。
9月のテーマは、盲腸。 免疫細胞の7割が腸にあり、
腸の中でも盲腸の虫垂には、重要なリンパ組織があります。
ウイルスや細菌の内部への侵入を防いだり、腸内細菌のバランスを保つ他、
予防接種など、体に大きな負担のかかる中毒症状が生じた時に、 大活躍してくれるとても大切な場所。
肝臓と連携し、体の積極性とも関連していますので、
盲腸を元気にし、大きな免疫力と解毒力を引き出すための方法を学びましょう。 (天野)

気功協会の You tubeチャンネルからもご覧になれます。
「気功のひろば」HPの左上にも、赤いYoutubeマークがあります。
時間になると、ライブ配信が始まります。
終えてからも見ることができます。無料。カンパ歓迎 !

時間になると、お部屋が教室になるライブ配信。
お部屋を少し片付けて、お水やタオル、メモも手元に。
ご一緒に、いま必要なことを。午後2時、お待ちしています。(純)

 

 

2021.09.09

気功生活 Vol.126

うつる

内にある勢いが
外に現れ、
私の思いが
目に見える現実に。

【目次】

蔦町一歳 天野泰司
特集・治る力と体癖
The Book of Life 7/6・8/8
講座ノート 7/22中之島
Self 31期 感想
つれづれ遊湯記3 あや
コロナと七夕 報告と感想 kino
秋の入り 吉田純子
秋の養生・ 足湯/ 腎臓 / 頭のてあて
お知らせ


蔦町一歳

天野泰司

2020年秋、蔦町の気功協会事務所が竣工して、9月23日でちょうど一年になります。配信、講座、茶会、個人けいこ、執筆、編集、発送など、仕事や生活の流れがとてもスムーズになり、蔦町のない気功協会はもう想像すらできないほど、この場ができたことで充実してきました。皆さんの、本当にたくさんの物心両面の支えがあって、ここまで来ることができました。あらためて、心から御礼申し上げます。感謝の気持ちを込めて、一周年の「気功と蔦町茶ノ会」をしますので、お申し込みをお待ちしております。

コロナと七夕
「コロナと七夕」の配信では、庭師の良文さんが一燈園の山から笹と野生の高砂百合、栗を切ってきてくださって、七夕らしい清々しい場に。雨音のBGMや、休憩時の青木隼人さんのギター演奏も、講座全体に心地よい余韻を響かせてくれました。
講座でも少し話しましたが、一年半続けてき た「コロナ対策としての気功」は、願いの叶いやすい体づくりをしてきたのかもしれません。不安を洗い流し、免疫力を高め、呼吸器を広げ、野生の勘を取り戻して生命力を盛んにする。そのどれもが、新年や七夕の願いを書く時にいつも準備として行なっているものです。
マスクや手洗いなどの物理的な感染予防だけではなく、自分で心身を整え、ブラッシュアップしていく気功的処方は、確実に幸せに近づいていく方法ともいえるでしょう。感染者数が激増している今だからこそ、心身と対話しながら、力を養う時間を持っていきましょう。

ホームページの改変
「みんなに紹介したいので、初心者でもわかりやすいトップページに」という意見を受けて、HP「気功のひろば」のリニューアル作業に入ることができました。動画配信のニーズが大きく増えたり、スマートフォンの普及、「気功」と検索した順位の低下など、このかんの大きな変化に伴う念願の改変です。Webデザイナーの山崎哲由さんと相談しながら、コンテンツの見直しを進めています。

治る力と体癖
この秋、特別企画として、Web講座「治る力と体癖」をお届けします。
野口晴哉さんのまとめた「体癖」は、基本を知るだけでも面白く、世界がまるで違って見えてきます。体癖はまさに多様性を知ること。そして今回は「あらゆる症状に対応できる自然な処方箋」を手に入れる、大きなおまけが付いています。
体癖は、「生まれながらにある運動特性」。生来の特性を活かすために最も大切なのは、変化する自然の流れを乱さないことです。自然は変化と多様性に満ちています。私たちの体の中の自然も同じ。だからこそ、体癖を学んで「私の持ち味」に気づくと、大きな変化が生じるのです。そして「治る力」は私の著書のタイトルですが、病むことを通じて体が変わり、アップグレードされていく、「変わる力」を合わせて身につけます。


Web講座に先立ち、今号では、体癖の原色となる五つのカラーをわかりやすくまとめました。上記の表も、三回の配信時にはお手元に。このいくつかが、あなたの中にも含まれています。この講座と特集を、心身両面の人間の動作を観る手がかりとして、どうぞお使いください。

変化の時
この秋は、大きな国政選挙があります。固定化、単一化し、病んでいるものが表面化して、一気に変わっていくタイミングです。「私はどんな素敵な国に暮らしたいか」という、一人一人の思いが重層的に積み重なったものが国政です。それを自分とは関係ないと他人事にしてしまったり、固定した主義主張に執着して考えることを放棄するのか、もしくは状況に応じて自分で柔軟に考えを膨らませていくのか。そこが今回の争点です。
七夕の願いが自然に叶っていくように、今、このタイミングで、自分が住んでいる国の、一番健康で、自然で、本当の意味で豊かで、心から幸せを感じられるような状況を思い描いて書いておくと、いつかそれが本当に実現していくでしょう。
私たちが、病を乗り越えては心身を改変し、理想的な健康に近づこうとするのと同様に、この国も、世界全体も、潜在的にはずっと健康になろうとしている。その根本にある力に注目し、主義主張ではなく、無色透明な純粋な思いを集中していくと、大きな変化の流れが自ずと生じてくるでしょう。
まず私から、心地よい変化の波を巻き起こしていきましょう。

2021.08.29

ぐっすり眠る気功 〜朝日カルチャー中之島

質問や発言も多く、ひとつのクラスのような楽しい雰囲気で終わりました。
音声記録からまとめました。

   2021/7/22 於:朝日カルチャー中之島 天野泰司

・・・・・・・

マスク着用のみではウイルスの感染予防効果に明らかな有意差がない。
環境やエチケットには適切に気を配りつつ、息苦しいほど防備しすぎないことも大切。

コロナ予防にいちばん大切なのは、呼吸。
肺の中まですーっと大きく吸えて、自然に吐ける状態だと冒されにくい。
自ずと息が深いのが、肺の血流がよい状態。体が本来の活発さを保っている時は、
ウィルスがやってきた最初の時点で排除する。
私たちの中にそうした体の機能がある。

最初の段階、ウィルスが入る前にくいとめることが大切。ワクチン接種では実現しない。

体表面=口、鼻、消化管の中、腸の内側といった、表面が内側になっている部分は
粘膜系になっていて、入ってくる細菌やウィルスを免疫の力で防ぐ。
その「自然免疫」の強化が大切。
大人はかかった病気への免疫を持っていて、子供達は自然免疫の働きが活発。
今回の感染症に子供は強い。自然免疫の力にもっと光をあてるべき。

息が深くなると、口鼻の中、のど、気管、肺の自然免疫が上がる。
肺の血行がよくなると呼吸が自然に深くなる。
そのポイントが、鎖骨のくぼみ。

肺、腕、頭の血のめぐりの急処。
そして、体の末端から心臓へ戻ってきたリンパ液の最後の通過地点なので、
リンパの流れにも大切な処。
リンパの大きな働きは免疫細胞。
リンパ節は首、腋窩、腸、鼠蹊部などにあり、要所に免疫細胞が集まって
感染症などをくいとめている。リンパの流れがよいと自然免疫も強い。

血液とリンパの流れの要所「鎖骨のくぼみ」を毎日チェックして、気持ちよくやわらかに。
自分で感染防止、免疫力を上げていくことができる。
呼吸器疾患に結びつきやすい肺の病気に大切。
鎖骨のくぼみがやわらかいと、インフルエンザの予防接種は必要ない。
コロナもほとんどかからない。


[鎖骨のくぼみを押さえる]右→左の順で、肺の方向へ。
脈打つ感覚があれば力をふっと抜いて。不安も抜ける。
右側は頭の血が下りる、暑い時にも。
左側は頭に血が上がる側。貧血にも良い。

続いて[ころなの気功]。
胸の前をなでる。
年齢が上がると免疫細胞や、新しい細胞が生まれるのが少なくなる。
胸骨は新しい免疫細胞が生まれてくる代表的な場所。
自分の体がどのくらい免疫細胞を持っているかが大切。
接種は体にも負担、自分で防いでいけるように。

胸腺のてあて。
自分にとって役立つもの、必要でないものを分けるのが免疫の働き、
そのバランス調整をしている場所。
あたたかさがてのひらから伝わる。

少しゆれて。腰がのびて、指をひらく。

…こうして、毎日自分で感染予防ができる。
感染しても悪化が抑えられる。呼吸器系の症状が出た時に思い出して。
急に楽になる。

そして、息が深くなると、眠りが深くなる。


[後頭部中央のてあて]
延髄のあるあたり、動物の生命維持に関わる中枢、眠りが深くなるポイント。
一点を指をあてても、掌でも良い。
すっと指の止まる、呼んでくる場所。ゆっくりあてて、ゆっくりおろす。
起きた時や、お昼休み、寝る前にも。

動きの速度を変える。
ゆっくり動くことで、忙しく働いている時と意識状態が変わる。

意識のチャンネルの変化が、心理的リラックスにとても大切。

神経的な緊張をゆるめるには、頭をゆるめること。
大脳の働きと直結している、目の温湿布が有効。
気持ちよい温度→さめて絞り直す→温かい、という温度変化でゆるむ。



[心がおちつく やさしい気功]…頭から順に、下へゆるめていく。
体の調子をわかってあげることが大切。
一番疲れているところを見つけて、丁寧に。眠りが深くなる。

根本の体力がついてくると、活発に動くようになり、自然に眠りが深くなる。

動きやすいところから楽に動くと、休めるようになる。

活動しては体力を回復する、「うごいて休む」バランスが取れていく。

より活動的になると、より深く休める。
その波が大きくなるように、後頭部のてあて、おなかのてあてをするとよい。
自分の力で回復し、息深く眠れるようになる。

病は、体を大きく変えていこうとする積極的な働き。


熱、せき、痛み、症状が出てくることは、動いて反応しているということ。

「この山を越えたら、深い休息がやってくるんだな」とイメージして、症状を手助けする。

例えば熱が出たときは、まず足湯。差し湯をし、赤くなりにくいほうを追加で温める。

発汗が良くなり、細菌と戦う力が出てくる。ピークが早くなる。

熱は上がり切ったら必ず下がる。熱が下がったら、血流や、鼓動、呼吸も静かになる。
平熱以下になった時によく休む。


そして、スムーズに変化していくように、背骨をほぐしておく。
背骨は首の上から尾骨まで、全体がゆれる構造をしていて、ひとつ動けば全部動く。
背骨がやわらかく、滞りなく動いていることで運動は十分にできる。
[立って動く・ゆする~胸をひらく~開合]

 

2021.08.12

「ころなと七夕」受講可能。

土曜日8/14、旧暦の七夕。
一日講座「ころなと七夕」、アーカイブ(動画記録)で受講できます。
配信は終わりましたが、申し込みの方には同様に
天野がアドバイス返信いたします。申込
コロナへの注意と不安を分け、不安をいったん下ろす。
そして心の自然な動きを取り戻し、新しい視点、思い叶う心の状態に。
短冊も書いてみましょう。笹も届けて頂き、雨の中、充実の2時間でした。
*天野が10日の「Monthly Live」で詳しく話しています。1:14あたりから。
今月は山科での講座が1日だけだったので、
教室に来られている方もぜひ、3週目の代わりにどうぞ。
今年は盆踊りはないけれど、願いをじっくり書く時間をとってくださいね。
いつもありがとうございます、申込おまちしています。(純)
2021.08.09

Monthly Live 8/10配信!

早や立秋。台風、大丈夫でしたか。

明日、8/10(火)10時半〜、 配信です !

   *画像をclick !*

8月は、背骨。
背骨がスムーズに動き出すことで、胸が開き、
骨盤が動き、深い呼吸が自然にできるようになります。
そして特に、胸椎部のゆるみは
免疫の働きと大きく関係していますので、
背骨を整えて免疫の働きを盛んにし、
体丸ごと元気になっていきましょう。(天野)

気功協会の You tubeチャンネルからもご覧になれます。
「気功のひろば」HPの左上にも、赤いYoutubeマークがあります。
時間になると、ライブ配信が始まります。
終えてからも見ることができます。無料。カンパ歓迎 !

時間になると、お部屋が教室になるライブ配信。
お部屋を少し片付けて、お水やタオル、メモも手元に。
ご一緒に、いま必要なことを。10時半、お待ちしています。(純)

 

 

2021.08.08

事実を悟る

The Book of Life
8/8のテーマは
Understand the Actual

J.クリシュナムルティ
訳 天野泰司


これは、実はそんなに複雑ではないのです、
なかなか骨の折れることかもしれませんが。

お分かりのように、私たちは
現に生じていること、事実から始めてはいません。
今考えている、行っている、望んでいることではなくて
こうあるはずという予測、こうあるべきという理想、
そうした現実ではないものから始める、
そのために迷っているのです。

予測からではなく事実から始めるには、
細心の注意が必要です。
そして、どんな形の思考であっても、
事実に基づかないなら、心が乱れてしまいます。
だからこそ、私の中で、そして周囲で
実際に何が起こっているのかをはっきり見取ることが重要なのです。

もしクリスチャンなら、あなたはあるパターンに沿ったビジョンを思い描くでしょう。
ヒンズーでも、仏教徒でもムスリムでも、それぞれの異なったパターンに沿って思い描きます。
あなたが条件づけられた通りに、キリストやクリシュナを見ているのです。
どんな教育を受け、どんな文化の中で育ったかによって、ビジョンが決定していきます。
そのビションと、ある型の中で形作られた心と、どちらが現実のものですか。

ビジョンは、心の背景を形作っている特定の伝統の投影です。
投影されたビジョンではなく、こうした条件づけが現実で、事実なのです。
事実を理解することはとてもシンプルですが、
好き嫌いや、事実への非難、
事実に対する意見や評価によって、難しくなっているのです。
そうした様々な評価の形態から自由になることが、
事実を悟り、ありのままを悟るということなのです。

2021.07.30

トップページ更新 /「急に暑くなった日に」

*トップページを更新しました。
「コロナと気功・Uninstarl COVID-19 」
https://npo-kikou.com/uninstall_covid19/
天野の一文と動画でざっくりまとめました、便利に使ってくださいね。
よかったらお友達にもシェアしてあげてください。

*去年の7/21に、天野に頼んで「急に暑くなった日に」
というミニレクチャーを撮影しました。
京都は今日も暑くなりそうです、こちらも再度ご活用ください。

後半は昨年のお知らせなので、前半をどうぞ。
(純)

2021.07.21

「コロナと七夕」受付開始 !

8/14(土)旧暦七夕のライブ配信「コロナと七夕」の予告動画を
事務所の玄関で撮ってみました。
講座の詳細はこちら

まずコロナへの不安をほどき、本来の夢を叶える
「心願成就法」も伝える、内容豊かな特別配信。
変わり目の今。目の前のことでいっぱいで、見失いかけていた
私自身の幸せ。今ここで、改めて方向を整えるような
体も心も心地よい内容を設定しました。

天野の考える、プロセスは丁寧です。
まず、内側からコロナ対策を万全に。
「注意すること」と、「不安」を分けることが大切。
覆いかぶさる不安は手放して、
深く眠り、免疫の働きを活性化し、心肺機能を高めて体力・抵抗力を養います。

心身をゆるめ軽くした後、短冊を書いてみます。
「気づいたら叶っていた !」心願成就法にそって
過去形で、いくつでも。
もちろんメモ用紙でも、なれた方は夢マップを作ってもokです!

昨年から翻弄された大波を忘れて、本来の私に立ち戻ります。
みんなで書くと、夢も叶いやすいもの。

今回は事前添削も用意しました、
申し込みフォームに、2つまで「願い」を記入してください。
担任・天野が、よりよく夢を叶えていける形に添削・アドバイスして、お返しします。
もちろん、申込み時はまだ書かなくてもokです。

そうしたことも含めて、2時間5000円の保存版・有料配信といたします。
どうぞ、気功協会の運営を支えるお気持ちで
ご参加ください。

また、夢を叶え生活を豊かにしていた講座「通信講座self」は終了の見込みです。
再受講の方も、こちらへぜひお申し込みください。

★内容
★第1課 気功的コロナ対策
・お話「アンインストール・コロナ」… 情報のクリーニング
恐れすぎない、注意と不安を分ける。
・やさしい気功… じっくりセルフケア。解毒排泄・免疫力向上と、深い解放を。

★第2課 七夕式の心願成就法
・お話「願いがかなうしくみ」
・短冊を書く
・願いが叶う気功

願いを探し、吟味し、短冊に書く。
そのこと自体が、とても素晴らしい心身の健康法になるのと同時に、
潜在意識が素直に働き出して、夢がとても叶いやすくなります。

どこか遠いもののように感じていた夢を、
ぐっと近くに引き寄せて、
願いの書き方、体の使い方などを、一緒に学びましょう。(天野)

詳細こちらから。URLは前日にメールでお送りします。
みんなで夢を叶えていきましょう。
いつも、山科でしていた講座を、今年はたくさんの方に届けたい。
お申し込み、おまちしていますね。(純)

2021.07.07

気功生活 Vol.125

祓う

知らず知らずに
澱んでいた何かが
活発に動き、
流れ出す。

【目次】

特集 アンインストール・コロナ 天野泰司
   〜気功的処方
The Book of Life 5/27・6/7
茶つみと総会
つれづれ遊湯記2 あや
町長に挑戦! 末岡友行
講座ノートから
梅雨を歩く 吉田純子
お知らせ


アンインストール・コロナ

天野泰司

 関西は、長い梅雨の最中です。晴れ間に散歩をすると、草や木がすごい勢いで伸びています。
 このところ、コロナワクチンを接種される方が増え、私にも接種券が送られてきました。自分で判断することがとても大切ですが、結論から言うと、普通に健康な方、特に若い方は接種を急ぐ必要はありません。
 職場や集団接種が急増して相談も多いので、コロナとワクチンに関して、現在分かっていること、まだ分かっていないことをお伝えし、接種を終えた方、これからと思っている方、迷っている方、しないと決めている方、それぞれに適した気功的処方を紹介します。


 日本の再構築
 緊急事態宣言から蔓延防止(通称マンボウ)に切り替わった頃から、都会での心理的な緊張感がゆるゆる解けているように思います。そもそも、飲食店の営業自粛ばかりの感染症対策が有効かは大きな疑問です。今までの日本のコロナ対策は主に企業や個々人の懸命な自主努力によって成り立ってきたもので、得体の知れない不安との闘いがずっと続いてきました。加えて、オリンピックのために意味不明なタイミングで宣言をオンオフ、感染者が減ってきたらGoToで人の動きを急に増やすという、およそ一貫性のない政策に一年半、私たちは振り回されてきました。
 本当に必要なのは、長い目で見て持続可能な、ちょうどよい人と人との距離感や、無理無駄のない経済活動を続け、人口の密集を自然に分散させること。適度にゆとりを持ちながら、幸せに暮らしていける日本を再構築していくことではないかと思います。
 利益追求、成長拡大が全体を潤すというのはもはや幻想です。元に戻るのではなく、新しい道を拓く。こんな緊急事態だからこそ、大きな方向転換が可能な面があり、今、私たちが何を思い描き、形にしていくかが真に問われています。

 注意と不安を分ける
 コロナ対策として今、大切なのは、「過剰な不安を減らすこと」です。適度に注意して対策・配慮することと、不安を分けて考える。
 コロナは怖い、買い物に行くのも人と会うのも怖いという、生きることそのものへの不安が過剰に広がりすぎています。不安や恐怖を元にした対策は道に迷いやすく、ずっと不安を抱えていると、生命力も免疫力も衰えます。
 気づかないうちに書き込まれてしまった「コロナ」という「不安ウイルス」を一度全部、アンインストール。さっと洗い流していきましょう。

 アンインストール・コロナ
 コロナに対する漠然とした不安。その原因の大部分は、報道やネット上の偏った情報です。最近は意図的に加工・修正・削除され、現実から乖離したバーチャルなものまで見かけます。
 感染症・ワクチン接種への極端な安全論や危険論は、どちらも空想の域を出ない、非現実的なものです。「コロナはとても危険でワクチンは絶対安全」「コロナはとても安全でワクチンは絶対危険」、その両者ばかりが目立つ、この盲信的な状態こそが異常です。よく分かっていないことは多いですが、「こうだ」と思ってきたことにも疑問符をつけ、情報に接しましょう。
 過去の記憶そのものを消去することはできませんが、それにまつわる情報を新しく塗り替えることで、セットになっていた「漠然とした不安」を消していくことができます。また、記憶と不安を切り離して、不安として生じてくる身体反応を減らすことも可能です。
 とてもおすすめなのが、不安をわずかでも感じるたびに「心がおちつく やさしい気功」を続けること。適切に注意を働かせながら、その都度クリーニングして、得体の知れない不安を卒業し、溌剌とした日々を取り戻していきましょう。

 作られた不安と必要な不安
 不安には、本来必要のない作られた不安と、必要な本能的不安があります。クリーニングを続けて、まだ残る不安がある時は、それは「正常な不安」かもしれません。人間も動物ですから、本能的な勘の働きに守られている面も大きいのです。気功を続けていくことで、野生の勘も養われていきます。

 自然免疫と獲得免疫
 欧米とは違い、日本では、高齢化に伴って年間二万人単位で増加していた全死亡者数が、2020年は九千人も減少しています。また、若い世代のCOVID-19の発症、重症化、死亡者はとても少なく、10代以下の死亡者はゼロです。なぜ日本では死者が少なく、若者はコロナに侵されないのでしょうか。
 よく言われるのは「自然免疫の働き」です。四季の変化に富む日本では、季節の変わり目に風邪を引くことも多く、体内に常時備わっている「自然免疫」が鍛えられています。大人になる程、特定の病気になっては身につける「獲得免疫」の働く比率が大きくなっていきますが、子どもたちはさっと働く自然免疫で、大部分の感染を乗り越えていきます。感染しても発症しなかったり、すぐ回復するのは、豊富な自然免疫のおかげかもしれません。
 だとすると、ワクチンを打って予防するより、自然免疫を高める方が感染予防効果が高いかもしれません。よく動いてしっかり休み、心を楽にして、気持ちよくニコニコして生活するのがまず基本です。

 風邪とコロナ
 風邪の原因になるウイルスは百種類ほどあり、その中にコロナウイルスは4種類あります。コロナウイルスを元にした風邪はアジアに多く、欧米ではポピュラーではない。日本では一般的な鼻風邪系統です。
 新型コロナウイルスは、その一般的な風邪のウイルス4種やSARSの親戚です。似たようなウイルスが来た時に働く免疫を「交差免疫」と言って、日本人はコロナ4種の風邪を引いた時におそらく「交差免疫」ができていて、新型コロナにかかっても軽く済んでいるのではないか。そうした研究があります。
 またコロナウイルス以外の風邪でも、引いた直後には感染予防効果があることがわかってきました。風邪を自然に経過することで心身の不自然な偏りを一掃できますが、「風邪の効用」の新しい側面と言えます。
 新型コロナも、初めは風邪と見分けがつきませんから、「風邪かな」と思ったら、まず足湯。熱が上がってきたら後頭部のてあて、咳が出てきたら肘湯や鎖骨のくぼみのてあて、心身をゆるめ暖かくする、汗を冷やさない、水を飲む、平温以下になったら休む。といった方法で「自然免疫」が働きやすくなり、仮にCOVID-19感染だったとしても、スムーズに経過する可能性が高くなります。(『季節をめぐる気功』参照)
 しばらく風邪を引いていない方は、しっかり気功をして感度を上げ、必要があればすぐに風邪が引ける体を取り戻しておきましょう。

 初めての技術
 そして、ワクチンは「発症を抑制するけれども感染そのものを防ぐのではない」ことに注意が必要です。
 接種券同封の説明書には、
「現時点では感染予防効果は明らかになっていません。ワクチン接種に関わらず適切な感染防止策を行う必要があります」「ワクチンを受けた人が受けていない人よりも、新型コロナウイルス感染症を発症した人が少ないことがわかっています」とあります。打ったからもう大丈夫、と思いたいところですが、過信は禁物。効果の持続期間も不明で、欧米では3回目の接種を検討中です。

 そして今回、遺伝子技術を用いた「メッセンジャーRNA(以後mRNA)ワクチン」が初めて接種され、開発から一年という超短期間で特例認可されています。実施しながらデータを集め治験を行なっている状態で、長期的な安全性は不明です。
 病院勤務者のアンケートを見ると、初回より2回目、また若い世代ほど強い副反応が出ていて、男性より女性が強い傾向があります。欧米の摂取量と同量ですし、細胞内反応が活発な方ほどたくさん抗原が作られるでしょうから、小柄で元気な若い女性は特に注意が必要。血中に拡散したワクチンが肝臓、脾臓だけでなく、副腎と卵巣に集まるという特例認可申請時のデータも公開されているので、子どもを授かる可能性がある方にはおすすめしません。妊娠・授乳中も避けるべきでしょう。

 DNAとmRNA
 今回、従来と決定的に違うのは、標的抗原となるスパイクタンパクを「自らの細胞中で産生する」まるでウイルスのようなワクチンであること。それは、史上初の大実験です。
 私たちの全ての細胞にはDNAがあり、その中に遺伝情報が書き込まれています。その情報を鋳型のようにコピーしてリボソームに運び、必要なタンパクを作るのが「mRNA」。今回のワクチンはコロナウイルスのRNAの中から、表面の突起部である、スパイクタンパクを作る情報だけを切り取って、ナノ粒子の油脂の皮膜に包んで注入するものです。

 侵してはならない領域
 mRNAを使ったコロナワクチンの研究は動物で先行していましたが、未だに成功していない現状です。原子力技術の安全性を過信したことが誤りだったように、遺伝子技術への過信も危険な面があります。
 長期的に重篤な副反応を招く原因として考えられているのは、免疫による感染力の増強(=ADE)だけではなく、「免疫寛容」が起こって抗原が細胞に残ることで、次に感染した場合に正常細胞まで攻撃される可能性です。可能性としては低いですが、外から侵入した異物ではなく、自身の細胞で作る抗原なのでゼロではありません。
 私たちはこれまで、無数のウイルスや細菌たちと共生しながら進化し、生きてきました。自己と非自己とを分け、今自分に必要な仲間と、そうではないものを識別していく働きが「免疫」。とても精妙で神秘的な働きですが、時々間違えて異常細胞が増えたり、正常細胞を攻撃することもあります。ガンなども、誤って免疫寛容されてしまった異常細胞と言えるかもしれません。
 遺伝子技術は、この生命活動の根源的な領域に他動的、人工的な痕跡を残す可能性があります。急ぐのではなく、むしろ一度立ち止まって根本から見直すべきです。

 生命を尊ぶということ
 免疫はとても複雑なチーム戦です。出入り口で感染を防ぐ部隊、24時間体制でいつもパトロールして侵入者や異常細胞をお掃除する部隊、秩序を乱す犯人を学習しては狙って仕留める部隊。ワクチンはその最後の学習機能を利用するものですが、若者が発症も重症化もしにくいことを考えると、コツコツといつも働く免疫系全体の活性を上げていくことがとても大切と思います。
 医療は、常にリスクとメリットのバランスを考えながら、個々に処置を決定していくものです。
 ファイザーワクチンの説明書には「16歳未満についての有効性、安全性は確立されていない」と明記されていましたが、適用がなぜか12歳まで引き下げられました。子どもたちにとっては死に値する危険なウイルスではないのに、なぜわざわざワクチンを打つ必要があるのでしょうか。ワクチンを打てば安全ですか。集団免疫は本当にできますか。答えはわかりません。確証のない架空の安全確保のために、元気な子どもたちの身体に負担をかけるようなことがあってはなりません。

 どんな治療をしても、ワクチンを打っても、最終的には、治るのも、免疫を作るのも、自身の体の働きです。私たちは、四季の変化に即して抵抗力を上げていくことも、弱いところを見つけて強くしていくことも、得意な働きを伸ばしてもっと元気に生きていくこともできます。病を恐れ、防ごうとするのではなく、適度に風邪を引き病気にかかりながら、免疫力を上げ、抵抗力をつけ、身体機能を十全に働かせていくことが大切です。そうした天然の働きの活性化こそが、本質的なコロナ対策と言えるでしょう。

 

気功的処方

すでに接種した+打つ予定
 →「疫苗(ワクチン)の気功」。
 どの予防接種も「肝臓のてあて」は必須。中毒症状や薬害などを改善するのは大部分が肝臓の働きです。
 集団接種は避け、かかりつけ医で。夫婦同時も避けます。

迷っている
 →不安と闘うのではなく、まずは心を落ちつけ、よく自分の体に聞いて決めてください。みぞおちが硬い時はNoのサイン。接種する自由も、しない自由も大切。他人に強制されることがあってはなりません。

打たない+全ての人に
 潜在的な不安をできるだけ少なくし、自然免疫の力を高める。
 →「心がおちつくやさしい気功」
  「ころなの気功」を毎日。
  「疫苗の気功」も、排泄を促し、免疫を高める気功ですので、梅雨の季節にピッタリです。

疫苗の気功 動画
接種後すぐ、15分の待機時間に
手のひらで肝臓を温めて
体の排泄力を高めましょう。
 家に帰ったらその日のうちに、
 肝臓を温め、盲腸と、
 化膿活点のてあても。

肝臓のてあて
 接種を終えて座ったら、ふーっとゆっくり大きく息を吐いて、心身をリラックス。3回。
 右肋骨の下部、肝臓の位置に手を重ねて、ゆっくり楽に息をします。リラックスして無心に、手のあたっている処に集中します。表情をゆるめてわずかに微笑み、少しゆれると、心がおちつき、体内の解毒排泄と免疫機能が正常に働きやすくなります。
 ワクチン接種後のいちばん基本のてあてです。
 肝臓は、体にとって不要なものを分解し排泄する、広い意味での免疫活動の中心。翌日に下痢の形で排泄されることが多くあります。 
 温めることで肝臓の活性は上がります、小型のアイロンで肝臓を温め、その後にてあてをすると効果的。温度設定は弱、服の上に手ぬぐいをかけ、ゆっくり動かしながら数秒温め、アイロンを置き、手をあてて熱を染み込ませることを繰り返します。じわっと染み込む、とても気持ち良い温度刺激です。

盲腸のてあて
 盲腸のある、右下腹部にてあてをします。軽く押さえて、少しおへそに寄せるように。
 盲腸は腸内免疫の詰所。細菌バランスも調整しながら排泄しにくいものをなんとか排泄しようとします。
 
化膿活点のてあて
 上腕の真ん中あたり、外側に手をあてます。
 小さなリンパ節があるところ。化膿や炎症反応を鎮め、血液や免疫の異常を改善する急処です。

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