2020.04.05
一燈園へ
「気功の学校」、今日は山科疎水の散歩へ。
諸羽神社から桜の中を歩き、ちょうど
娘たちが小中高と通っていた一燈園に至り、
快く見学の許可をいただき、みなさんをお連れすることができました。
王雲宮の周りで、歩きながら、ふと目を留めたものに集中。
ただ見る、集中が途切れたら次のものに移り、また「ただ見る」。
うぐいすの声と共に。
奥に、山の中のグランドが見えます。
子どもたちが小中高と全力で取り組んだ、運動会が蘇り感無量。
天野に後で聞くと、感情が起こってくるのはかまわない、とのこと。
維摩堂を見下ろす。
いつも、箒目が美しい白砂に何か一直線に走った跡。
動物が山に駆け上がっていったのかな。
美しく整えられたお庭に、夕方の陽があたります。
保護者は、入学式と卒業式にだけ通る道。万感の思いで。
疎水へ戻ると、お船が通った後で
水面が大きく揺らいでいました。
何の思いもなく、ただ見る、ことで
目を閉じると、桜や木々、空がクリアに蘇り
いつまでも出会った自然と共にあるような、
透明で深い散歩になりました。
(純)