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2017.08.22

縁と空について〜「禅密の学校」7月

「禅密の学校」7月の2日間より、
少しだけお話をまとめます。

2017/7/16-17  天野泰司 
於:アスニー山科和室
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今期のテーマは「私が背骨」。
背骨は、自然界全体と交信するアンテナ。

「背骨が自由自在に動く」ことが、禅密気功の中心。
それは、無限にある選択肢の中から、
瞬間瞬間、最適な動きを選びつづけること。
そして、背骨もなくなり、私もなくなる。

自他の力を、区別する必要はない。
「私」は自分に限定されない。

私たちは、世代を越えた無数の「縁」(=つながり)によって存在していて、
つながりがなければ、今存在していない。
それを「空」と呼ぶ。

「これが自分だ」という虚像、
作り上げた壁をほどいて
縁、空に還る。

「体の自然に還る」ことを、禅密では「先天に戻る」という。

仮のものである「私」が崩れると、「私のもの」もなくなり、
わずらいもなくなる。
西田天香さんの「無一物中無尽蔵」とした生き方、
こつ然と各地に現れた「妙好人」たち。
「空」「縁」といった考え方を灯火に、
心を自由に、体を通して、本質を理解していく。

体にまかせて、素直に軌道修正をする。
苦しみは苦しみとして享受し、
生活のなかの全てにある、快感を感じ取る。

礼節を重んじていた時代から、「我」を中心にするように変化して
自分に都合のよいことを身の回りにあつめ、
他人を責めることが多くなった。

自分の中の美しい部分をみとめ、
相手の美しい部分を心で拝む。
「てあて」をする時、お互いに礼をし、礼で終わるように。
相手の中の、先天をみる。

「これが私」と思っているものは虚像、
日常とリンクして、体で「空」を感じ取っていく。
(純)

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