気功のひろば
こちらは旧ブログです。新しいブログはnoteでご覧ください。

ブログ

2015.04.15

結婚について

The Book of Life
4/15のテーマは
In Considering Marrige
以下、天野の訳です。
—————

結婚の問題について考えてみましょう。
その中には性的な関係や、愛情、おつきあい、対話などが潜在しています。
もちろん愛がないのであれば
結婚というものはみじめなものになるでしょう。
そうではありませんか。
単なる満足になってしまう。
愛するということは、最も難しいことの一つですね。
愛は、私が無い時にだけ、生じ、存在することができます。
愛がなければ、交際は苦痛です。
どんなに愉快で、どんなに表面をつくろったとしても、
退屈で、型にはまって、ただ習慣的に繰り返すことになってしまいます。
結婚に潜在している全てのものがそうです。
そして、性の問題がとてもはっきりと浮き立ってきます。
結婚について考える時、
それが必要であるかどうかには関わり無く、
まず始めに「愛」についてしっかり知らなくてはなりません。
もちろん、愛は純潔なものです。
愛がなければ純潔ではあり得ません。
あなたが貞操を保っていたとしても、
男であっても、女であっても、
それは純潔でもなく、純粋でもない、
もしそこに愛がないのなら。
あなたが貞節についての理想をもっているのなら、
つまり、あなたが純潔であろうとするのであれば、
その中には愛はありません。
それは何かになりたいという欲望です。
あなたが気高いと思っているそのものになろうとし、
あるいは、真理を知る助けを得ようとしているのです。
だから、そこには愛がまったくないのです。
性欲にふけることは純潔ではありません。
それは、ただ堕落し、みじめになっていくだけです。
だから、理想の追求がはじまる。
そのどちらも、愛を締め出してしまう。
どちらも何かになろうとし、
何かにふけっている。
そうすると、
「あなた」が重要なものになる。
その「あなた」が主要なものになっている時、
愛はそこにはないのです。

img_04