気功のひろば

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2020.12.30

伊勢へ

12/19-20、冬至前の伊勢へ。
「一陽来復」、伊勢は冬至からが新年といいます。
この時は、宇治橋の正面から朝日が上ります。

行きは、近鉄特急「しまかぜ」で。
時間がちょうどよいので取ったら、残っていた2席が
天皇陛下が乗られるためというプレミアムシート。
記念乗車券にあたたかいおしぼり、ヘッドレストやカーテンも自動、
揺れないし、座席も快適で熟睡するうち、宇治山田駅に着きました。

いつも30人以上になる人気の伊勢合宿、今年は10人と少し。
内宮に朝、お参りするため
一番近い会館をとりますが、いつもいっぱいで
7年ぶりに、部屋も会議室も確保できました。

いつも5人部屋に3人入っていただくのを、今年は1人2人に。
ご夫婦の方や、お友達同士を同室に、ゆったりと。
お部屋も改装され食事も広い和室、とても快適。

広々とした会議室で、内宮方面の山を望みながら、禅密気功の講座。
背骨を動かし天地とひとつになる、古い密教由来のシンプルな気功。
「禅密は太陽信仰」と、故劉漢文先生。
明るく迎えてくれる伊勢。
古くからの、アジアの共通した感覚、自然信仰が立ち上がってきます。

朝のお参りへ。五十鈴川の水は少なめ。
日の出前の清々しい気配、大きな樹々。

内宮の荒祭宮がとても好きで、また来れた嬉しさに心がはずみます。
天野のリードで、大祓祝詞。日々積み重なる塵埃、罪穢れを神々がリレーして
どこかへ無くしてしまう、というストーリー。

別宮も含めぐるりとお参りを終えると、
タイミングよく、宇治橋を渡って戻る時に
後ろから陽が上ってくるようになりました。

冬至一日前。もうすぐ新年。新しい一日が始まり、新しい年が始まる。
ありがたいことです。

おかげ横町の赤福で、できたてを。
このお釜で沸かしたお茶がおいしいのですが、消毒などで店員さんは忙しそう。
失われてしまった余裕もあれば、
人混みに揉まれないありがたさもあります。

「福」の文字が並ぶ掛け軸。こちらも、また会えて嬉しい。
菊が活けてありました。

開店前のおかげ横町を戻って、恒例の嬉しい朝風呂。ていねいな朝ご飯。
「神恩感謝」と、のぼりに。

講座は、
12/19・自然信仰と大祓のお話。消災〜炁の法、双至法(単修)、
寿の法、頭部てあて、瞑の法。
12/20・伊勢のお話。戦時中に国家神道化、元来自然信仰。
日々何度も自然に戻る、おおらかなもの。「蟻の伊勢詣」と呼ばれたように、
日本人の1/3ほどが参り、一生一度の晴れ舞台だった。行けない人の託した「おかげ犬」も存在。
知らずに染まった観念は気づかないところで働く。「祓い」は、それを日々落としてゆくシステム。
いま過剰な生活感が生きづらさを生む。子供はなんでもなめて育つ。雑菌も取り入れて丈夫になる。全部とりあげるともろい。
コロナに対して本当に大切なことは何か。「適度に気をつける」ことと「不安」が同時に起こる。その不安を消してゆく。
あくび・心がおちつくやさしい気功・双至法(単修)・眠の法。

講座無事終了、ほんとうによい時間でした。
会館の請求ミスなどあり調整後、おかげ横町混んでそうなので
さっと外宮へ。

天野の大木との一体感と、私の小動物感。

木が多くて大好きだけど、ちょっと風が強くて寒いので早々に
「せきや」2Fの「あそらの茶屋」で、楽しみにしていた鯛茶漬。
伊勢らしくて好きなお店です。

近鉄「伊勢市」駅までぶらぶら、伊勢詣の浮世絵など入手し、余裕をもって駅についたはずが、なぜかJRの伊勢市。あわてて売店女性に確認すると、
なんと、JRの駅の4番線が近鉄とのこと。JRの改札から入る不可解。

ちょうど参加の会員さんにもばったり会えて、
無事、帰りのビスタカーが来たときはほっとしました。
こんどは普通の特急。夕焼けが美しい。

朝、宇治橋からみた陽が傾き、一日が終わっていきます。
みなさま、ありがとうございました。(純)




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