気功のひろば

ブログ

2020.09.04

気功生活 Vol.120

暮らし

からだが
望むとおりに。
すこやかで
心地よく。

 

【目次】

新しい風 天野泰司
初秋の養生
Open蔦町
蔦町の家8 森田 徹
個人けいこを受けよう
物心不二 吉田純子
朝日カルチャーの講座
The Book of Life 7/27・8/21
禅密web基礎編まとめ
講座あんない・お知らせ

 

新しい風

天野泰司

いよいよオープン
 おかげさまで左京区北白川蔦町の新事務所は、9月23日に竣工、9月末に引越予定で、着々と進んでいます。陰に陽に、ご支援とお気持ちを本当にありがとうございます。
 9月8日のマンスリー配信が、伊織町事務所での最後の企画になり、以降は移転に向けて準備を進めていきます。引越前後は、梱包、荷ほどき、書類の整理、机の制作、掃除と片付け、庭づくりなどの作業があります。この日は手伝えるよという方はぜひご連絡ください。お庭や外回り造作がしばらく続きますが、10月に入って順次お披露目を。「お茶と気功ノ会」「個人けいこ」「公開ライブ配信」「蔦町気功の会」などを予定しています。みなさんのお越しを心からお待ちしています。

 大阪の高槻市から、京都北白川に越して11年。コピー機や印刷機を手放して身軽になり、講座やWebの内容も、シンプルでやさしく、自然な気功へと絞り込まれていきました。
 私が気功を学び始めた頃、気功は流派ややり方が次々と増え続け、どんどん拡大していくかのような印象がありました。気功という膨大な身体情報をカタログ的に整理しつつ、その良質な部分をつないで、ネットワークしようとした流れの中に私は身を置いていました。その「関西気功協会」という組織は2000年に解散し、非営利でつながり合っていた全国の愛好者が、ゆるやかに、そして自然に繋がり合うような形で、「気功協会」が誕生しました。
 それから20年、探し求めていた何かにようやくたどりついたような感慨が今あります。組織というものは、ともすると窮屈で居心地の悪いものになりがちです。トップダウン、堅苦しい上下や子弟の関係、偏り固定した考えや主義主張、競争と対立、縛り縛られる関係、ハラスメント。そうしたものがない、どこまでも自由で、主体的な流れが、自然に寄り合い、有機的に結びつきながら成熟していく。そうした自然な集まりを作るためには、土台となる気功そのものからも、どこかに染み付いている権威や迷妄の痕跡を洗い出し、純化していく、ぶれることのない地道な活動が必要でした。

 そんな下地がちょうど出来上がって来たこのタイミングに、新しい私たちの活動拠点が生まれます。昨年4月に土地建物を購入、さっと改装して家賃大幅削減のはずが困難を極め、新築へ切り替えたのが今年の一月。新刊『季節をめぐる気功』出版、コロナの全世界的な感染拡大、講座のオンライン配信開始などと並行して、「蔦町の家」は修正修正を重ねつつ、解体、地盤改良と埋炭、地鎮祭、上棟と、絶妙なタイミングで進行。前号に写真入りでご紹介しました。

 この時代に、本当に必要なもの。それは、自然という、何の不足もない、人智を超えた精妙で美しい働きなのではないかと思います。他に選択肢があっても後から振り返ると「これしかなかった」というように、その時々に最適なちょうどよいものと瞬間瞬間に出会い続けていく。気功はそうした自然の感覚を呼び醒ますものだと思うのです。

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