気功のひろば
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ブログ

2020.03.03

気功生活 Vol.117

気功生活117号表紙

今、開く

私の体、
あなたの心。
まだ見ぬ新しい世界。

 

【目次】

変革の春 天野泰司
春の養生
特集・新刊 季節をめぐる気功
 新刊出来 !・編集後記・手にとってみて
 新刊イベント
The Book of Life 1/27・2/17
蔦町の家5 〜蔦町基金 森田 徹 吉田純子
2020気功暦・けいじばん・継続のお知らせ

 

変革の春

天野泰司

 京都は梅の花が満開です。目覚めとともに鶯の第一声が聞こえてきました。一足も二足も早く、春がやってきています。一昨日は久しぶりに雪が積もり、京都らしい寒さになりましたが、こうしてキュッと体が引き締まってくれると、次の暖かさの波がやってきた時に、ふわっと体がゆるんでいきます。今年は大きな変化の波が早くから来ているので、心身をゆるめて、すっと波に乗っていきましょう。

季節の流れにそって
 2020年の講座は新春の「気功の学校」からとてもよい流れで進んでいます。2月20日に、新刊『季節をめぐる気功』が刊行され翌21日に手元に届きました。美しい仕上がりです。22日には、京都の丸善ジュンクに並びました。
 おなじみの朝日カルチャーや、地元左京区の書店・ホホホ座、中国茶・好日居での新刊イベントも決まりました。今年の講座は季節の変化に寄り添うように、とても自然に進んでいくでしょう。これから一年間、四季折々の講座が、ある意味全て出版関連講座になります。地域で頑張っている本屋さんがあれば、つないでいただければ喜んで伺いますので、どうぞご連絡ください。

蔦町の新展開
 おかげさまで、昨年6月より募集をはじめた「蔦町基金」は現在989,000円が集まっています。この時代に本当に貴重なことだと思います。みなさん本当にありがとうございます。この場をかりて御礼申し上げます。当初古い日本家屋を改修して使う方向で設計を進めてもらってきましたが、ここに来て新築案が急浮上。現実を見据えて大きな方向転換になりそうです。詳細は「蔦町の家」p.12をご覧ください。
 何もないところから始めることで、今あるものをどう使うかという視点から、そもそも必要なものは何かという発想が可能になり、これからの気功協会の歩みと同期して、簡素で心地よく、使いやすくて安心に包まれるような場になってくれるでしょう。
 大きな和室は敷居を無くして、天井の仕上げも省いて梁がそのまま見える形にし、立って動いても空間にゆとりができます。1階2階と、パブリックとプライベートを分けやすくなります。現時点でまだ確定ではありませんが、新築の場合、基金は、協会使用部分の冷暖房、庭や塀の造作、設計料の一部、埋炭の費用などにあてて収支を報告させていただこうと思っています。また、自分達でできそうな埋炭や、塀に漆喰を塗る作業を計画中で、その都度お知らせしますので、ぜひお手伝いください。
 ちょうど今年は、設立から20周年。みなさんと一緒に新しい気功協会のスペースを作っていきたいと思います。基金も新事務所の完成時期まで引き続き募集します。ご協力よろしくお願いします。

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