気功のひろば

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2019.10.15

教化され、すり減る心

The Book of life
10/15のテーマは、
Drowned by Influence

以下、天野の訳です。

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心は、なぜ老いていくのでしょう。
次第に年をとり、能力が落ち、同じことを何度も繰り返し、
習慣の中に捕らわれる。
性的、宗教的、職業的な、あるいは様々な欲求による習慣に。
そういう意味で、老いている。ちがいますか。

心は、数限りない経験と記憶によって大きな重荷を背負わされ、
悲しみのために、あまりにも傷つき損なわれているので、
何一つ新鮮に見ることができず、
いつも、記憶、自分なりの結論、決まった方式に基づいて解釈し、引用する。
権威に縛られてしまっている。
これが老いた心です。

なぜこんなことが起こるのか、わかりますね。
私たちの教育は全部、単なる記憶の培養です。
そして、新聞雑誌、ラジオ、テレビなどのマスコミもありますね。
教授たちは、何度も何度も繰り返し、講義を聞かせるでしょう。
あなたの頭の中がその繰り返し言っていることにしっかり染まるまで。
そしてあなたは、試験でそれを吐き出し、学位を獲得し、
さらに仕事を、決まり切った仕事を、絶え間ない繰り返しを続けていくのです。

それだけではありません。
人それぞれにこうなりたいという内なる葛藤があり、いつもその不満に苛まれています。
競争は仕事のみならず、神への競争もあります。
神の近くにあろうとし、より早くそこに至る道を求める。

そう、起こっているのは、つまりこういうことです。

プレッシャー、ストレス、張り詰めた緊張。
私たちの心は、いっぱいいっぱいになっていて、
教化され、悲嘆に沈み、溺れ死んでいる。
意識している、していないに関わらずです。
私たちは、心をすり減らしている。
心を用いているのではなく。

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