気功のひろば

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2019.08.14

添削を終えて・1

京都造形芸術大学で担当している「身体」の授業で、
7月度のレポート添削を終えました。(天野泰司)

通信制ということもあり、10代から80代まで年齢も様々。
授業では、テキスト『からだの自然が目を覚ます 気功入門』(春秋社)を読み、
動画を見ながら最低7日間「心がおちつくやさしい気功」を実習し、
心身や生活の変化や深まり、そして「からだの自然」について考察した
レポートを提出して、講師の私から添削評価を返信します。

「手のひら芸大」がスタートした2013年から始まったので、
今年で7年目になります。
授業もレポート添削も、試験も全てWebで、
自宅にいながら4年制芸術大学の卒業資格が取れるという、
当時としては画期的なシステムでしたが、スクリーングがなく
直接会って指導できない状態で
どれだけ効果が上がるのだろうかと疑問を持ちながらの開講でした。

5月に入って初めてレポートが届いた時、全て杞憂だったことがわかりました。
私の予測をはるかに超えて、受講生お一人お一人が
真剣に自分自身と向き合って、
わずかの期間に心身両面の成果をあげていく様子に、感動を覚えました。

今まで約800名ほどの添削と採点をしてきましたが、
それぞれの人生にドラマがあり、毎回目頭が熱くなります。
最近は受講生が増え、今回は約一週間かけて
50名の添削指導を終えました。

添削の時に心がけるのは、
その人の心身や生活が健康で豊かになっていくことです。
芸術は、幸せと直結しています。
物質的・金銭的な充足は、その土台にはなるけれども
必ずしも幸福とは直結していません。
ただ物があるだけではなくて、それを
美しい、ありがたいなどと感じる心があって始めて
幸せを味わうことができます。

(2につづく)

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