気功のひろば

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2019.06.16

内なる力を引き出す〜6/9京都

朝日カルチャー京都、第二日曜午後「季節の気功」
6月の講座から。

 *次回は 7/14「呼吸が深くなる」です。
 2019/6/9 於:朝日カルチャー京都 天野泰司
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*ちょうどいい全力

私たちが潜在的に持っている力は大きく、使っていない部分も大きい。
入ってきたエネルギーと、出ていくエネルギーに釣り合いがとれているのが
ちょうどよく、力を発揮できている状態。

生活レベルが昔より上がって、エネルギー余剰が生じ
それが疲労感につながることもある。
消耗のために本来必要のない病気をしたり、
体への嫌な感じを少しずつ出していく、といったことも起こる。

何か晴れない感じ、心理的負担、病気という方向から
本来の力の使い方へ戻していく。
一つは物理的に、体を動かすこと。
もうひとつは、自主的・主体的に、人の役に立つことをしたり
責任のあるポジションにつくのでも、使うエネルギーは大きくなる。
「ちょうどいい全力」のスイッチを入れることで、
内なる力は引き出される。

*力を抜いて動く

力を発揮したくても出せない状態を解消することで、
うつうつとした「今まで」も、解消していく力になる。

それは社会的に動いていくことだけではなくて、
梅雨という湿度の高い季節に対応する方法を身につけることも同様。

雨が続くと、外出がしにくく、物理的に「力を発揮したくても出せない状態」になる。
また、湿度の高さで、皮膚がべたついて汗が出ないので、
呼吸がしにくく、肺の中も同じ状態になる。
呼吸の量が減って質が鈍る。
出た汗を冷房などで冷やし、一度捨てた不要物を体内に再吸収してしまうことも。
そうしたことで腎臓が疲れ、腰に至り、だるさや腰痛を引き起こす。

動きにくい中で動くには、「力を抜いて動くこと」が最初のスイッチ。
動きやすくなり、出切らなかった汗が出て、腰が楽になる。
[実習・肩の荷がおりる気功

*頭を休める

様々なことが身辺にあって、なかなか自分に集中していない私たち。
自分に改めて集中すること。
それが、「私に気をあつめる」ことになる。

昨日兄の部屋を片付けていたが、物が多いと必要なものにたどりつけない。
同じものがいくつもあったりする。
同じように、頭の中も整理する時間=体のゆるむ体制を自分でつくる。
[実習・心がおちつく やさしい気功

心理的な緊張は、首のサイドライン・目・アキレス腱などに出る。
ふんわりとてあてしたり、お湯でしぼったタオルであたためる。

*梅雨のポイント

[実習・指をのばす]指の間の水かきをつまむ。
手足の指を一本ずつ、ゆっくり回してからじんわり引っ張る。
指を全部開いて、遠くへ伸びてゆくイメージを持つ。

[実習・胸椎5番]下ろした手の手首を立て、指先を後ろへ回していく。
肩甲骨どうしが近づき、体が少しそって、上を向く感じ。
ふっとゆるめる。上胸部がゆるんで、目や呼吸が楽に。

続いて、片手を上、片手を下にして、
手首を立てて、天と地を手のひらで支える。
肘を後ろに、肩甲骨を寄せ、ポンとゆるめる。
胸椎5番がゆるんで汗のかきやすい体に。

[実習・ゆする]立った状態で膝をゆるめ、こまかくゆする。
自由に、ゆれたいところをどんどん探していく。
だんだんに止まる。

[実習・脚の裏側]この時期にちぢみやすい部分。
座るか寝て、かかとを突き出し、ももの裏側からふくらはぎ、
脚全体の裏側を伸ばして、ふっとゆるめる。

[実習・てあて]後頭部の中央。上から指でたどって、
手のとまるところにしばらく軽く指をあてる。
脇腹をつまんでから、おへそと腰の裏側(命門)に、
片手づつあててゆっくり集中する。

(純)

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