気功のひろば
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2018.12.23

心と体の大掃除 〜12/9京都

朝日カルチャー京都、第二日曜午後「季節の気功」は
お話が半分、実習が半分。
東山が見え、椅子式で楽な講座。

リピーターの方と初めての方のバランスもよく、
その時に応じたやさしい調整で、深く心身が変わっていく
とてもよい時間になっています。
12月の最終講座から。*次回は1/13「頭を楽に」春の準備に入ります。

2018/12/9 於:朝日カルチャー京都「季節の気功」天野泰司
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*冷える
冬の時期は、暖房や気候の影響で体が乾きやすい。
乾いた感じがあったら、水を飲むことが大事。
そして、冷えたら、「必要な時間だけ」暖めること。
「ふわーっとゆるむまで」が必要な時間。
そうして、ゆるみ、ひきしまる、収縮する力があることが
「冷えに強い」ということ。

*見えない処をきれいに
大掃除は、新年の清々しさを呼び起こす。
外の環境と私たちの内側は呼応していて、
掃除がすすむほど、体の内側がさっぱりする。

ふだんしないような処をきれいにするのは、外から内に響かせる良い方法。
「やりたい」気持ちが大切。
「やりたくないのにやっている」感が小さくなるように、
味わいながら。

今まで気づかなかった処に光をあてることで、
気づかなかった心身の違和感が消えていく。
見つけるだけで、その苦しい・悲しい感覚が消えていく。

掃除と同じように、体の違和感に集中することで
そこに滞留していたものが消えていく。

[実習・体のある部分の違和感に集中する]
気をあつめることを「行気」という。
その場所の呼吸、リズムを感じる。

[実習・頭部活点・脳活点・鎖骨のくぼみ・みぞおち・右・左、
おへその下・足の甲・かかとのつけねのてあて]

[実習・立って動く
長いゆすりを加えて体の大掃除。
違和感のある処に光をあてながら、体に任せる。

*集中する
心の辛さ、悲しみも同じ。解決しようとしないで、
映像を見ているように、思い浮かんだことをながめる。
そうすると、必要なものが必要な順序で立ち現れ、
自然に流れてゆく。

[実習・一年をふりかえる]
2018年を1月から順に追って、ただながめる。
いま、12月のきょうまできたら、
来年の12月、すべて終わった時の充実した感覚を思い浮かべて
「すばらしい1年でした」と、つぶやく。
(純)

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