気功のひろば
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2017.12.25

木曜の教室から

天野の定例教室は、大阪の高槻から始まりました。
「気の会天神山」「気の会いわて」の2つ、そして
京都朝日カルチャーの木曜も、20年ほど続いている教室です。

毎週、同じ流れで進んでいきますが
私たちも天野も、毎週同じではありません。
自らの心身の変化や、季節の変化に気づきながら
短いレクチャーもその時々にぴったり、
「おちつく気功」などして、清々しい心で
終わるとすっきり、1週間のリセット。
(いわては2週間ですね)
積み重ねの豊かさも感じられて、定例教室には
また、その良さがあります。

きょうは、今年最後の京都朝日カルチャー木曜日から
お話部分だけ、ご紹介しますね。(純)

 2017/12/21 於:朝日カルチャー京都 天野泰司
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[実習・立って動く〜ふりこから波の動きへ]

きょうは、春の気配がある。
鼻がムズムズしたり、ほっぺが少し赤かったりしませんか。
1〜3月はほんとうに寒いけれど、変わる日がある。
きょうもそうした、体を整えるのにとても良い日。

春は、骨盤の動きが急に盛んになるタイミング。
骨盤はエネルギーの源、人は骨盤が土台。
春は、根本から体質改善ができる季節。

春は楽しく、体に素直に。ふっといく方向へ。
いやなことをしない。
妊娠出産の心得と同じ。

人が皆、「幸せになろう」としながらなれないからくりがそこにある。
考えるのでなく、頭の中を真っ白に。
こだわらないで、気持ちのいいほうへ素直に動く。

気持ちよさには2つあって、「素直に、楽」というものと
「違和感があるけれど、そっちへ行きたい」という急な波。

全ての人が「偏り」をもっている。
「偏りがある=生きている」ということ。
けれど偏りが強くなりすぎ、過剰になってくると、ほどく動きが出てくる。
それが、「急な波」。

大波・小波はあるもの。
人が波を恐れるのは、多くは教育に依るもので
例えばすこし調子が悪いと、「大変だ」「何何ではないか」と
心配してのぞきこむ。
体を健全にするために、病が起こることも多い。
症状がプラスに働いていく。

辛い症状を和らげたいと思うのはok、
けれどそれだけを考えていると、本来の働きを妨げてしまう。

春は、症状の波が大きい。それは生殖器系と関係があって、
本質的な変化につながるため。

新しい世代には、そうした教育をしないで
体の本来の働きを知って、身につけて欲しい。

「おちつく気功」などをぜひ続けて、その中の変化に気づき
「今日はぜひこれをやろう」という感じが出てくるのが、良い。

[実習・心がおちつく やさしい気功」。
(純)

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