気功のひろば

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2017.08.21

夏の疲れを抜く 〜8/20京都

厳しい残暑の中を、20人ほどの方が来てくださいました。
窓の外には東山、大文字。
涼しい会議室で、ひとときのゆるやかな休息。
年々厳しくなる暑さや、日々のよしなしごとを
しばし置いて、静かな心と身体を取り戻すひと時となりました。
(純)

2017/8/20 於:朝日カルチャー京都 天野泰司
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*頭の気を下ろす

暑い日が続き、ふらふらした時などは
まず、頭に上がっている気を下ろすとよい。

[実習・頸椎2番の左右、頭部活点のてあて。
あくび〜心がおちつく やさしい気功」。

「頸椎2番の左右」は、上を向いてみて、頭と首のちょうつがいになっている位置。
右側は頭の血が下がる、ふらふらする時など。
左側は上がる。貧血の時など。
「頭部活点」は、鬼の角が生える位置。
ゆっくり、指先でてあてする。

こうして、涼しい場所で、「体がほっとする」一連の時間をとることで
周りの状況は変わらなくても、受け容れ方が違ってくる。
さまざまなことを、脚色・評価なしで、自然に受け取ることができる。

苦しみ、悩み、心配は、四六時中考えていると疲れてしまう。
いっとき手放す。
そして、ほっとした感じを作ると、許容量が増えて
見直すことができたり、
山が越えられそうな気がしてくる。

最初はエベレストのように思えていたものが、
モンブランくらいに思えてきて、
「富士山くらい、いや、比叡山くらいかも」
「それならば自分の足だけでなく、ロープウェーやケーブルを使おうか」
そんな感じが出てくる。

自分で、「山が高い」ことを決めている。
山のけわしさ、高さを決めている。
その大脳の働きを、(先ほどのような)やさしい動きで
ほどいていくことができる。

そうすると、自らを苦しめていた頭の働きが抜け、
体もゆるんで楽になる。
脚色して、苦しみを増やしている。
「こんなに苦しい」と決めている。
そうしたことも減ってゆき、
生じて来る大変な現象も減る、という
効果が連鎖して起こってくる。

ひとりひとりの潜在意識は、深い部分でつながりあっている。
動物的、植物的、物質的感受性といってもよいが
そうして、私の「高い山が次々に現れる」ことが減って
葛藤が少なくなってくると、
周囲の人、周りの世界も変化してくる。

頭の気が下りると、体の働きが活発になる。
「体の働き」とは、90%以上が無意識的な働き。

今日から3日間、できれば1週間、
きょうやったさまざまなこと
「頸椎2番左右のてあて・頭部活点のてあて、あくび〜おちつく気功」を
続けてほしい。

それは、秋への準備にもなる。
秋は、辛かったことなどを抜いていく、心の整理によい時期。

こんなに暑いけれど、もう秋に入っている。
すっと涼しい風が吹いて、夜になると虫が鳴く。
辛かったことを、ふっと思い出す、
そうして、奥底に眠っていた昔の苦しみが
浮上してきた時が、洗い流すタイミング。

思い出した時に、「おちつく気功」などで
体をすっかり気持ちよくすると、
心の奥の辛さが「体から」抜けてゆく。

*汗の内攻〜秋の準備 

知らずに吸収してしまった添加物、農薬、化学物質などは
汗からしか排出されない。
それが、汗の効用だが、
汗を冷やしてそれが再吸収されると急性の異常が起こりやすい。

「夏バテ」は、ほとんど汗を冷やしたことから起きる。
そうしたときは、太ももの裏がちぢんでいる。

[実習・後頭部真ん中、腿の裏側のてあて]
「後頭部の真ん中」は、いちばん盛り上がったあたりの中央。
「腿の裏側」は、椅子に座って、
足の付け根のほうから順に、手のひらで両足のももの裏側の
固さを、やさしく確認する。固さのあるところにてあて。

夏は呼吸器がよく働く季節だが、
秋は、泌尿器が中心になってくる。

汗をかかなくなるので、腎臓の負担が多くなり
片側の腎臓が疲れると、体がねじれて腰痛が起こる。

[実習・耳をこする〜腎臓のてあて]
腎臓にてあてをし、ゆっくり足の裏から息を吐く。

椅子でゆっくり実習した後、
立って、「肩の荷がおりる気功」をして終わりました。
(純)

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