2017.08.15
夏の疲れを抜く
夏は気温の上昇とともに、
頭に気が上がりやすいもの。
「上気」と言えば、
カッとなって怒ったり、イライラしたりする心身の状態で、
そんな時はお腹が固くなっています。
まず、お腹にやさしくふれて、軟らかさを確認してみましょう。
上腹部が軟らかな感触であれば正常です。
もしカチンとした固さを感じるようでしたら、
まず頭や首をゆるめて、気を下ろすようにしましょう。
ここ数日で、やっと涼しい風が吹き始めているので、
今ゆるめておくと、心底ほっとした感じになり、
この夏に溜まってきた心身の疲れがスーッと抜けていきます。
楽な姿勢で座ったら、
まず、「あくびの呼吸」をします。
首を前にぶらさげて、ふーっと楽にゆっくり息を吐きます。
何度かゆっくり息を吐いて、ゆっくり首を正面に戻します。
次に、頭を後ろにあずけるようにして、
あごをゆるめてポカンと口が開きます。
あくびをする要領で段々に大きく口を開いていきます。
あくびのようになったら自然にあくびをして、
ゆっくり首を正面に戻します。
これを往復三回程度。
それから、
「心がおちつくやさしい気功」をやってみてください。
気が下りて、お腹もやわらかになり、
ほんとうに楽になると思います。
お盆のお休みのうちにぜひ。
8/20 (日)に京都朝日カルチャーセンターで
「季節の気功・葉月…夏の疲れを抜く」が開催されます。
たっぷり2時間半。ていねいに夏の疲れを抜いていきましょう。
今回は第3日曜日になっています。申込は直接朝日カルチャーセンターへ。
天野泰司