気功のひろば
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2016.12.21

心と身体の大掃除 〜12/11京都

ゆすって、たたいて、スッキリさっぱり。足取り軽く終わりました。(純)

2016/12/11 天野泰司

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心の大掃除

不安や恐怖が心に残り、それが大きくなりやすいのは
本能的なもの。
身を守るために、人の心は危険に対してより反応するが
小さな危険ならば、それを気楽に思い出して
その都度、体をゆるめるのがよい。

[実習・体をゆらしながら一年を振り返る〜
心がおちつく やさしい気功

全身を気で洗い流し、感謝し、ねぎらう。

大掃除も同じ感覚で。
ふだん掃除をしていない処を、ひとつひとつ点検しながら
きれいに洗い流し、ふきとって
感謝を伝える。

ここ100年ほどの便利な暮らしで、
感謝の気持ちが薄れてきている。

ひとつひとつ、感謝の気持ちを表すことで
心の葛藤が無くなって
体の物理的な疲れだけが残る。

葛藤は「当然、そうなる」と思っていることが
そうならないことから生まれる。

生きているだけで奇跡。それ以外は小さいこと。
私たちは、縁、さまざまな人のお世話に依って途切れずに存在する。

年末は「大感謝大会」、「謝恩セール」。
お金を儲けるためではなくて、本来の「商売」、
感謝の連鎖で経済が成り立つことを取り戻す時代。
家の中も、心の中も、それが心の大掃除につながる。

体の大掃除

コロコロ変わるのが心、つなぎとめられているのは本来ではない。
子どもの心、赤ちゃんの心はみんなの中にある。

私たちは記憶につなぎ止められやすい。
経験から、何かを予測し、自分で世界を作り上げてしまう。
予測したことが実現すると決め、同じ気持ちにまた戻る。

無心な状態に戻ってゆく。
入り口は、「ぽかんとする」こと。

頭はポカン、体はスッキリ。
そうすると、心が自由に流れ、動き、
体は、「あるべきものがあるべきところに、
あるべきようにある」=自然な状態になる。

日々、ちがう。その都度、違う。
体も日々ちがい、心もその都度違う。
流していくことが大事。

うごいて、体の大掃除を。
[実習・立って動く〜ゆする・たたく]

(純)

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