心と身体の大掃除 〜12/11京都
ゆすって、たたいて、スッキリさっぱり。足取り軽く終わりました。(純)
2016/12/11 天野泰司
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心の大掃除
不安や恐怖が心に残り、それが大きくなりやすいのは
本能的なもの。
身を守るために、人の心は危険に対してより反応するが
小さな危険ならば、それを気楽に思い出して
その都度、体をゆるめるのがよい。
[実習・体をゆらしながら一年を振り返る〜
心がおちつく やさしい気功]
全身を気で洗い流し、感謝し、ねぎらう。
大掃除も同じ感覚で。
ふだん掃除をしていない処を、ひとつひとつ点検しながら
きれいに洗い流し、ふきとって
感謝を伝える。
ここ100年ほどの便利な暮らしで、
感謝の気持ちが薄れてきている。
ひとつひとつ、感謝の気持ちを表すことで
心の葛藤が無くなって
体の物理的な疲れだけが残る。
葛藤は「当然、そうなる」と思っていることが
そうならないことから生まれる。
生きているだけで奇跡。それ以外は小さいこと。
私たちは、縁、さまざまな人のお世話に依って途切れずに存在する。
年末は「大感謝大会」、「謝恩セール」。
お金を儲けるためではなくて、本来の「商売」、
感謝の連鎖で経済が成り立つことを取り戻す時代。
家の中も、心の中も、それが心の大掃除につながる。
体の大掃除
コロコロ変わるのが心、つなぎとめられているのは本来ではない。
子どもの心、赤ちゃんの心はみんなの中にある。
私たちは記憶につなぎ止められやすい。
経験から、何かを予測し、自分で世界を作り上げてしまう。
予測したことが実現すると決め、同じ気持ちにまた戻る。
無心な状態に戻ってゆく。
入り口は、「ぽかんとする」こと。
頭はポカン、体はスッキリ。
そうすると、心が自由に流れ、動き、
体は、「あるべきものがあるべきところに、
あるべきようにある」=自然な状態になる。
日々、ちがう。その都度、違う。
体も日々ちがい、心もその都度違う。
流していくことが大事。
うごいて、体の大掃除を。
[実習・立って動く〜ゆする・たたく]
(純)