気功のひろば
こちらは旧ブログです。新しいブログはnoteでご覧ください。

ブログ

2016.08.31

夏の体癖

「気功の学校」に通っていると、だんだん興味が湧いてくる「体癖」。
野口晴哉先生の膨大な観察による分類、例年人気の講座。
今年は「偶数種」「複合体癖」にも詳しく話が及びました。
お話から。
・・・・・・・・・・・・・・・2016.7.31 天野泰司 @山科和室

人が産まれて成長する順序と、体癖分類の順は一致。
体癖を知ると自他を許していける。

*上下型1・2種
腰椎1番・思考型・論理的、神経系。
頭を楽にするとよい。
首回し・頭をなでる・おちつく気功など。
すっと手が上に上がる。顔が長く、首が目立つ。
1種は頭がよく働き、数学や哲学など、考えること自体が好き。
2種は考えすぎて悩む方向に。決まった中で仕事するのが得意。

*左右型3・4種
腰椎2番・本能型・自己保存、消化器系。
おなかを楽に。
女性はほとんど入っている。気持ちがゆれて迷い、ふり切れると戻ってくる。
幼児期は左右傾向。
3種は丸くやわらかく、豊か。しゃべる、食べる、笑って発散可。
4種は控えめ、木陰の美しさ。感情を押さえるとおなかで固定化しやすい。
止めないで泣くこと。

*前後型5・6種
腰椎5番・行動型・鬱散的、呼吸器系。
胸を楽に。
現代的な格好良さ、関西でいう「しゅっとしている」感じ。
しようと思うことと実際がずれる、及び腰になる時は
「肩上げストン」、前後のふりこを。

*ねじれ型7・8種
腰椎3番・行動型・闘争的、泌尿器系。
腰を楽に。
胴が厚く、屈しない。頑張る傾向。
横腹の厚い方をつまむとよい。
余分な力を抜くこと。

*開閉型9・10種
腰椎4番・本能型・種族保存、生殖器系。
骨盤を楽に。
女性は開と閉が巡ってくる。
開は広く受け容れる愛、閉は集中し持続する愛。

男性は上下前後、女性は左右開閉がベースになることが多い。
(純)

img_04