気功のひろば
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2015.07.02

誕生以前のこと 1…妊娠前

女の子の体の中では、新しいいのちを迎える準備が、
生まれたときから既に始まっています。
そして月経がはじまると
妊娠出産に向けての体勢を着々と整えていきます。
なので、日々の生活の過ごし方、
特に月経中を気持よく過ごすことがとても大切です。

お子さんが欲しいのに、
なかなか授からないということを最近よく耳にします。
そんな時には、まず生活習慣を見直し、
毎日を心地よく過ごす工夫をしていきましょう。
特に大切なのは、目を休めること。
スマホやパソコンの普及で、目を酷使している方が多いので、
頭の緊張が抜けなくなって骨盤の動きが鈍ることが多いからです。
これは男性も同じです。
男性側の原因で子どもができないことも多いのですが、
ゲームのやり過ぎや過剰な映像刺激が
本能的な生殖能力を衰えさせている場合があります。
体はとても正直ですので、
目の温湿布をしたり、目のてあてをしたり、
首のぶらさげやあくびの呼吸などをして、
目が休まり頭がポカンとしてくると、
骨盤のしなやかさが取り戻ってきます。

足湯や卵巣のてあての習慣も、骨盤の動きをスムーズにします。
月経のリズムに合わせると、
月経が始まったらまず足湯、
骨盤が最も開く3日目に目の温湿布、
次の準備へと移行する4日目以降は卵巣のてあてをすると、
次の月経がとてもスムーズになります。

他には、後頭部左右(妊娠活点)、
耳下腺、胸腺、甲状腺のてあてを自分で、
またはお互いにしていくと変化がスムーズです。

性に関することはコンプレックスになりがちですが、
隠れて無理な努力をするのでも、諦めるのでもなく、
自然な方法で解決できることがたくさんあります。

(気功生活vol,89より転載)

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