気功のひろば
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2014.12.01

一日ひとつ 〜 師走

一日ひとつ
不要なものを捨てる。

年末は、一年の垢や埃をはらって、
新しい心持ちで新年を迎えるという
気持になりやすいですから、
この時期に、
「一つ捨てる」をしていくと、
とてもよいのです。

この習慣のポイントは、気楽に続けることです。
そのうち、「今日は何をほかそうかな」と
自分にとって要らないものを選んで捨てることが
楽しく、気持よいことになっていくことです。

具体的なものが捨てられるようになると、
もの以外の「私」に付属しているものも
同じように楽しく取捨選択していけるようになります。
「これが自分」と思っていることの大部分は、
生きてきた環境の中で習慣的に積み上がって来たものなので、
これは捨てずに持っておこうと思っていることの
かなりの部分が、実際には自分に似つかわしくないものだったりします。
だから、これは捨てずにとっておこうと、
ずっとその枠の中に自分をはめて満足したつもりになってしまうのですが、
ほんとうのところは不満が蓄積してしまうのです。

そうした不満足は、
なんとなく嫌な感じがするだけで、
その原因が判然としないまま、いつまでも不満を抱えている状態になりやすいので、
こうして「捨てる」「ほかす」ということに慣れていく必要があるのです。

今年も気楽に続けてください。

(あまの)

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