気功のひろば

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2014.12.23

気功の学校・教える 11月

2014.11.16 天野泰司 於:アスニー山科和室 

私のノートから、お話部分を。
*11月と12月を合わせて、「気功生活」86号に
掲載します。(純)
・・・・・・・・

「教える」とは、日常的に、その時に応じて、相手に必要なことを伝えること。
赤ちゃんを育てるのと同じ。日々違う。

それには、直感力が大切。
そして観察力。知識と勘の橋渡しになる。
そして、正しい知識。

勘だけに頼っていると、空想や思い込みとの区別がつかない。
観察力、ぱっと見て、触れて、体で感じること。
観察する=相手と同調している。

視線の集中で、愉気(手あて)になる。
愉気できる目を持つ。そうすると、どんな人と会っていても
その方のためになることができる。

自分のほんとうにためになることをすると、
その方のほんとうにためになる事を伝えるようになり
その方のほんとうにためになる事を伝える(教える)ようになると
自分のほんとうにためになることをするようになる。

「自利」も「利他」も区別はない。
気功を通じて、自分の、そして相手のためになる。
「教える」立場なら、こうした志があることが大切。

まず相手と同調し、その上で自分が気持ちよくなるようにやっていく。

Q.「ほんとうにためになること」とは?
A.「発菩提心」、思いがなければ行き着くことはできない。
 そして思いが消えた時、悟りが訪れる。
そのように、最初に明確な意志をインプットしておくことが大切。
「その方にとってほんとうに大切なこと、
自分にとって本当に大切なことをやっていく」と、きょう考えたら、忘れる。
思い出した時は考え、また忘れる。

Q.親に薬を飲んでもらいたくないが、飲むなとはいえない。
A.言っても、言わなくてもいい。
止めても、止めなくてもいい。どちらでもいい、自由な心持ちを持つことが大事。

Q.家を売ろうか迷っている。
A.同調して、家に聞いてみる。お腹の赤ちゃんに聞くのとおなじ。
 noなら、みぞおちが固い。
 yesなら、おなかが落ち着いて、みぞおちがゆるむ。
みぞおちがゆるむ方向へゆくこと。

[実習・リクエスト愉気]
まず相手を受け容れて、あとは自分のペースでたんたんとやっていく。
意識でなく、いのちとお話する。
無意識では違うものを欲していたりするので、
体の声に応えていく。

難しい人は、意識が言ってくることと、体の思いが一致していない。
極端に一致していない場合もある。
中心は、「見てほしい」という気の集中欲求か
あたりちらす、無視するような、気の分散欲求。

気を集中して欲しい人には、接するのは少し距離を置いて、
いないところでその人を思い、手あてする。

エネルギーを分散したい人には、消耗させる。
いちばんよいのは、責任感をもってやれること、目標を乗り越えるようなことを。
たとえば子どもはエネルギーのかたまり。
そうしたことを、ちょうどよくどんどんやらせる。
骨盤をゆるめるのもよい。

2014.10.21

気功の学校・10月

年間コース、京都山科での「気功の学校」。
あと数回で終わりなのですが、これから、といった感じ。
浅草と内容的につながるものがあるので、起こしてみました。

テーマは、「基本に戻る」。
そして「伝える」。

 10/19 山科和室 天野泰司 

・・・・・
基本に戻る

10月に入った。

1月から今迄に学んできて、立ち止まってみると
「これだけ力がついた」「まだまだ伸ばしていける処がある」
その両方が見いだせるだろう。

新年には、願いを書いてみた。
初めて活元運動を学んで、驚いた方も多かっただろう。

ポカンとする。
体にまかせる。
心が自由。
そうしたことも学んできた。

それもまた、活元運動だと言えるし
願いが叶っていくことも、そう言える。
活元運動は、特別なことではなく、本質的で当たり前のこと。

「気功の学校」では、自然を学ぶ。
「自然」といったことが、自分の中でどこまでこなれているだろう。
深まって、体が実感していくと
言葉にした時、的確な表現になる。
ゆるがない。
明らかに、そうである、という言葉となる。

伝える

気功を教えていくときも、
相手の多様性に添って、伝わりやすい伝え方をする。
自分の体感がゆるがないからこそ、自在に変化できる。

言葉は少なく。
私たちの間では、非言語的な、雰囲気や調子、態度などが
言葉よりはるかに多くのことを伝えている。
気が伝わる。

言葉を選ぶ。
問題点に意識を向けない。
本質的、中心であるところをみていく。

大事なことほど、言葉を使わない。
大きな声で言われるほど、反発が起こる。
何気ない、でも確実に伝わるように。
大事なことほど、小さな声で。

「相手を変えよう」とすると、それは伝わってしまう。
その意志を消す。消えた所で、ふっ、と言う。
そうすると、言われたことだと気づかないで相手の中に入る。

禅密功で、音を出していく時があるが
劉漢文先生が「尋音→知音→真言」という段階を踏む、と仰った。
まず、どんなだろうとその音を探していく段階。
あ、これだ、とわかる段階。
そうして真言となっていくと、ゆるがない。
力になり、響きが相手に伝わる。

絞り込まれた言葉は、凝縮された「何か」。
「はい、結構です。」そのひとことでも
相手に必要な変化が起こる。

伝えよう、とするのではなく
相手に必要な「これ」を表現していく。

動作の「説明」ではなく、
「自分が、こんな状態です」ということを表現する。
それは、今の私、未来の私、その両方の状態がある。

「ゆるんでいます。」と言った時、
いまゆるんでいる、ということと
これからゆるんでいく、という願いを叶えていくことの両方。

相手と同調して、ゆるんでいる時にかける言葉は
大きな変化を誘導する。
それは諸刃の剣でもある。

終わりがあることが大事。
「終わった。これで良し。」
それで、ストンと落ちる。
お互いにする手あても、初めはいつ終えていいかわからないが
経験を積むと、明確に終わった感じがあって、
自然に手が離れていく。
伝統芸能のお稽古などでも、できたところでぱちんと止める。
すると、保たれる。

[実習・ふりこ〜波の動き]
お互いに同調し、言葉をかけていく実例として。

快原則

今度、岡崎の中国茶のお店、好日居さんで
お茶と気功の会」をする。
文化とは、感度が上がるもの。すなわち健康に結びつく。
その善し悪しは、
「気持ちがいいかどうか」が指標になる。

[実習・寝る]
もっと気持ちのいい姿勢はないか。
横になって、自分で探していく。
「気持ちがいい」レベルは、探していくとバージョンアップしていく。
毎日、新しい。違う面白さ、楽しさがある。

こんなふうな姿勢が気持ちいいかな、
こんな行動が気持ちいい。
私たちは自分で決めているところがある。
それは固定していることと同じ。

もっと違う気持ちよさはないか。
一度も、同じ動きはない。
まず固定をやめ、より気持ちのいい感じ、自由な感じを探す。

感覚を高めていこうとする方向性、
本来の自由に出会う方向性を決めてゆく。

[実習・胸部活点]…鎖骨のくぼみのてあて
後ろから、相手の鎖骨のくぼみに静かに手をあてる。
より繊細な変化が出てくるように。
何もしない。
まかせる。

相手の感覚を、その人に合わせて
順々に敏感にしていく。

宿題は、「相手の感覚を高める」てあて、言葉がけ。
終えた時相手の美しさが際立つように。
美しさの中に、気、自然の発露がある。

 Q:どんなふうに言葉をかけたらいいのかわからない。
 A:どんなふうに、と迷う中に、よりよく相手の感覚を高めたいという思いがある。
  わからない時は、形式にもどる。例えば、挨拶。
  「おはよう」という挨拶ひとつに、ちょっとした話ひとつに
  相手の感覚が高まるように。
  発散感がある時は、うまくいっていない。

[実習・穴追い〜心がおちつく やさしい気功]

2014.10.21

気功の学校・浅草

久し振りの東京、初めての浅草。
1日で、「気功の学校」と禅密功の
基本の考え方、動作を学びました。

「気功の学校」の内容を、久し振りに起こします。
 写真はこちらに。→

 10/5 浅草公会堂 天野泰司 

・・・・・
気功の学校の基礎

楽に動くこと。

徹底的に、楽に動く。そのことに気を抜かない。
集中が持続することで、道が開ける。
習慣が変わる。生活に、気功が活きてくる。

気功の学校は、何かを習うのではない。
生活のさまざまな場面に、「気が満ちている」ことが目的。

原点に戻る。

例えば、「気功の学校」の年間コースでは
毎年、ゼロに戻って、新しい気持ちで始める。
原点は、自然。
からだの中にある「自然」に、学ぶものは無限にある。

[実習・ふりこ〜波の動き]

自然に動く事が、そのまま調整になる。
「決まり」は仮のもの、として今ちょうどいい動き方をする。
体にまかせることで、ブロ以上の調整運動が
自ずから起こったりする。
そこに意図が入ると、間違える。
「〜しないといけない」意識、固定しているものから自由になる。
それが、自然に向かう道筋。

その自由、自然さは周囲にも伝わる。
体を通じて「自然という事実」に出会っていくことで、
社会全体がスムーズに動くようになる。

私たちの細胞、ひとつひとつがいのち。
独自に生きている沢山のものが、わたしを作っている。

社会も、私たちひとつひとつの集まり。
細胞のひとつひとつ、私たちひとりひとりには
それぞれの役割がある。

明恵上人は「あるべきようは」という言葉を遺している。
私たち、ひとりひとりの自然を生きていく。
自分のベストポジションは必ずある。
それを、体でつかんでいく。

 Q:ゆるむと引き締まりが出て来る、とはどういう意味?

 A:ベースは、「どちらに行ってもいいよ」という状態。
 それが、ゆるんだ状態。
 ゆるみがあると、引き締まるべき処が自ずと引き締まり
 骨盤、下腹部に力が集まってくる。
 まとまりがあると、その中で、ゆるんだり引き締まったりできる。
 集約した中にうねりが起こって、大きなエネルギーになる。
 力はいらない、そこに力があるから。
 「ゆるみの道」に添って、動きが起こってくる。
 そこに生じる、力の大きさ。

 「あるべきものが、あるべきところに、あるべきようにある」(増田明)
 これが、ゆるんでいる、ということ。

禅密功の基礎

禅密功は、中心にゆるみを作る。
骨盤の中をゆるめる。=「密処がゆるむ」。

イメージすると、自ずとゆるむ。
空想に寄って、体は変わる。
空想に入ると、意図が淡くなって消える。
それが、ゆるんでいる状態。

そして、自ずと「慧目がひらく」。=ひたいが開き、笑う。
すると、体が変化し、動きが起こる。

背骨がまっすぐ、天からぶら下がるようにして立つ。=「三点一線」、
頭頂部、密処、かかととかかとを結んだ線の中心がひとつながりになるように。
この線はゆるやかに動き、禅密功の間は途切れなくその状態が続く。

[実習・禅密基礎功〜心がおちつく やさしい気功〜穴追い]

穴追いについて

「この道」をていねいにたどる。
歩くと、いちばん気持ちがいい道。
また、そこに戻ればいい。

体を通じて、生き方を再確認する。

2012.10.21

こころの気功 2

     2012.10.7 天野泰司 於:気功の学校・教える
・・・・・・・
(気功を教えるときは)
自分が感じていることだけを、言葉にしていく。

言葉にすることで、自分の体感がもう一つ深まる。
体から言葉へ、言葉から体へのフィードバックが起こる。
力を引き出す、言葉がけ。
本来の力を抑制する、言葉がけ。
その2つの方向がある。

自分に向き合い、言葉の癖を見直す感じが起こってくることで
他への不必要な言葉がけが減る。

心が流れるままにまかせることを、「不動心」という。
さらさらと流れ、どちらにでも自由に動ける心。
ただ、自然の流れだけがあり、横やりに動かされない状態。
例えば、禅密功を終えた時のように。
感情をコントロールしようとするのではなく、
その時々、出していくとちょうどいい処へ収まってくる。

[宿題]
・心の流れを見る。
・流れている心を、見る。(=瞑想)

流れていく心に、口出ししない。味わい、その色んな味を楽しむ。
そうしたことが、大変なことがあっても戻ってこれる「心の体力」をつけていく。

日本は、自然災害が多い。
天然の無情によって培われた「心の力」も大きい。
心の力は、振幅のトレーニングによって作られる。

今、大きな波が来ている人は、
大きな波を乗り越えていく力をつけている。
今、細かな波が来ている人は、細かな中に味わいを感じている。
感情にも、自分の特質にも、素直なほうがいい。

病はビッグウェイブ」と以前話したが、
自ら「この心の波に乗っていく」。
心配や、不安も同じ。心配を止めないで、不安を止めないで、乗っていく。
体はいつも最善をつくしている。
そうした体への信頼、心への信頼をもって。

[宿題]…水を飲む
乾燥に寒さが加わると、より寒く感じる。
乾燥してくる冬や、来年への貯金だと思って、水が欲しいな、と思うタイミングに
(お風呂上がり、動いた後、起きた時など) 味わって、少し、水をこまめに飲むこと。
・・・・・・・
引き続き、水をのむことについて補足。(純)

2012.10.11 天野泰司 於:朝日カルチャー京都定例
「乾く」のは、秋冬。夏は自分で水分をとっている。
つめの周りや、唇がかさかさしてきたら水の足りないサイン。
水の保ちは、体の弾性。
年齢ごとにだんだん体の水分量は少なくなってくる。
水分補給が不足すると、関節部分が痛む。
うまく動かない。背骨が曲がる。
日本は四季がある。暑さ、寒さ、梅雨の湿気はわかりやすいが、
乾燥はある程度耐えられるのでわかりにくい。
乾く事だけには、意識的な注意が必要。
お風呂上がり、動いた後、起きた時など、タイミング良く、水を飲むと吸収されやすい。
水を飲むことと、腎臓のてあてを組み合わせるとよい。
腎臓をなでたあと、ゆっくりてあてする。
足の裏を、ゆっくりなでる。
秋は、「きれいだな」「すずしいな」と
感覚が素直に深まってくる季節。

[宿題]
頭の、ふと手がいくところにてあてし
顔や、胸など気持ちのいいルートを通って
ゆっくりなでおろしていくことも10月いっぱい、とてもよい。

2012.10.08

こころの気功

   2012.10.6 天野泰司 於:山科
・・・・・・・
心はどこにあるだろう。

心は、独立してどこかにあるのではなくて、体とつながっている。
たとえば辛い気持ちが、きゅっと胸にくる時があったり。
おなかにくる時もある。

心のこわばりは、体のどこかの部分の緊張を生む。
例えば頭、胸、おなか、胴、骨盤。
体のその部分をゆるめていくことで、心もほぐれてくる。

胸部で、辛さのでやすい処は、鎖骨のくぼみ・胸筋。
胸筋(鎖骨の下、胸の上部、左右の筋肉)がゆるむことが大切。

[実習・胸をなでる]
鎖骨のくぼみの下から、肩のつけねあたりまで、片方づつ、ゆっくり丸くなでる。
「腹が立つ」のは、文字通り直腸筋の緊張。長く続くと、体を壊す。
お腹にきたぞ、という時は、左右にゆれるとほぐれてくる。
その都度、することが大切。
習慣づくと、緊張はしてもゆるめることができる。

[実習・左右にゆれる]
左右にゆっくりゆれる。
胴は、腎臓と泌尿器の系統。体がねじれてくると、誰かと比べやすい。
ねじり運動をスムーズにしていくと解消する。

[実習・ねじりのふりこ・腎臓をなでる・わき腹のてあて]
骨盤に怒りが入り込むと、緊張がゆるまない。
たとえば「道成寺」のような激しい嫉妬、愛。
骨盤の力は強く、緊張を長く保たせられる。
力づくではゆるまない。とてつもなく、気持ちよくするとゆるむ。
骨盤を直接でなく、その出張所のようなところをゆるめていく。
後頭部・あご関節・肩甲骨・手首・仙椎・尾骨・足・足首など。

[実習・くるぶしから下、足の甲と足の裏をなでる]
お互いに組んで、ゆっくりと、やわらかく。
止まりたい、と感じた処では止まって、てあて。
なでる側が気持ちよく、体をゆらしながら。
肩甲骨は、うつぶせになってもらって、おなかに座布団を一枚多く入れ、
肩甲骨に両手をあてて、ゆるやかになでる。
肩甲骨から骨盤の動きが止まる事がある。
わきのあたり、腕までなでてゆく。
お乳と関係があって、肩甲骨にてあてをしていると、生理の周期が整うこともある。

[実習・頭にふれる→なでおろす]
てのひらで2カ所、頭の中で
気になるところ、当てたいところ、盛り上がっているような処に手をあてる。
しばらくしたら、腕や胸など、なでおろしたいルートを通って
ゆっくりなで下ろしていく。
数回、してよい。

つらいときも、その都度、体をゆるめていくことが大事。
現象そのものは、体とは全く関係がない。
どんな状況が起こっても、こうして、
自分で体から対応していくことができる。

2012.09.07

「げっ」の裏返し

「気功の学校・教える」の授業では、時々宿題が出ます。
7月に出されたお題は、「げっ」の裏返し。
日常生活の中で「げーっ」て思うこと、いろいろありますよね。
例えば「大切な茶碗を割っちゃった」
「会いたくないあの人にばったり会っちゃった」
「何で原発が再稼動するんだ」みたいに。
 そういう時に思い出すのが、裏と表がある一枚のカードです。
どんな出来事の中にも両面性があります。
そして、その出来事をどのように受け取るかは、
一人一人の感受性のフィルターによって百人百様に変化します。
だから「げっ」ていうカードを引いてしまったら、
その日のうちに必ず裏返しておきます。
それが今回の宿題でした。
この宿題の原点にあるのは、
身の周りにおこっている全てのことは、
自らの潜在意識の反映だということ。
一見不必要で、いまいましく思えるようなことでも、
気付かない自分の願いの反映として生じているので、
そこには何らかの意味が隠れています。
特に「げっ」と思うような強い感情が生じることは、
自分にとって影響の大きな出来事ですから、
裏返しにすると、とても大切な事柄が見えてきたりするのです。
「げっ」の裏返しの習慣は、
秋に向けての準備でもあります。
秋になると感覚が繊細になり、
感覚が磨かれていくと、自ずと健康になります。
でも、もし辛い思いが山積みだと、
感覚は閉じていこうとするので、体の働きも滞ってしまいます。
そこで、毎日せっせと裏返していく。
「新しい茶碗にリニューアルね、今までありがとう」
「これであの人への嫌な気持ちがお掃除できるかも」
「今回の再稼動は、みんなの気持ちが
一つにまとまる大きな契機かもしれない」と。
どうしても裏面が思い浮かばないときは、
ただ裏返すイメージだけでもかまいません。
ともかく単純作業で裏返していく。
そうやって毎日練習しているうちに、
自動的にカードがぱたぱたと表向きになっていくようになったら
もう練習する必要はありません。
心がとても自由で広々とした感じになり、
落ち着いた心で、
本来の自分の役割を淡々とこなしていることだろうと思います。
・・「気功生活」72号より 天野泰司

2011.03.26

心を解き放つ

3/20の「気功の学校・公開レッスン」から、実習部分をお届けします。
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           @京都アスニー 天野泰司
からだをなでていきます。
てのひらをこすって。だんだんゆっくり、ていねいに。
掌をひらいて、楽な場所に置きます。
・・頭の中のお掃除から入っていきます。

[目のてあて]
掌の真ん中が目の中央に当たるような感じで、
そのままゆっくりと息を吐きます。
掌から息を吐くようなつもりで。
くりかえし、ゆっくり、楽に。
・・肩や腕をできるだけ楽にしてください。

おそらくみなさん、いろんな映像を見てきたと思うんです。
ここ1週間くらい、地震や原発関係のいろんな映像を見ていると思います。
そうした私たちが二次的に見ている映像というものは、ただ単に映像に過ぎません。
実際に起こっていることとは、また違うものです。
そして、すでに時間が経過した後です。
それを今、見ているかのように見てしまう、ということが
錯覚として起こっています。

ぽかん、として、繰り返しゆっくり息を吐いて。
頭の中の、澄み渡った感じを取り戻していきます。
少しゆるんで、目がしっとりとした感じ。
ゆっくり、掌を下ろしていきます。

[胸をなで下ろす]
…両掌を重ねて、胸の中央をゆっくりなで下ろします。

同じ映像を何度も見ると、そのたびに苦しさを思い出したりします。
それは本来、今体が感じようとしているものとは、もう、ずれてしまっているんですね。
繰り返し、ゆっくり呼吸にあわせて息を吐きながら、
「ふーっ」と、胸をなで下ろしていきます。

[肩をまわす]…肩の緊張をほどいていきます。
ゆっくり前から上に持ち上げて、後ろに持っていって
下にゆっくり落とします。

繰り返し再生される緊張は、頭を通って体の中に再現されていきますから、
頭から体に入っていくルートを主にゆるめたらいい、ということになります。
ですから、まず目を休めていく。
必要以上の情報を見すぎないことが大事です。
気がかりな場合は、信頼できる確かな情報を
映像を通してでなく、最小限の文章でまず押さえていく。
そこから必要があればまた情報を取っていく。
そうした形にしていくといいですね。

例えば、不安になる時に体をみていくと
呼吸が苦しい感じが不安に結びついていたり
免疫系の流れが不安を呼び起こしていたり
ホルモンのバランス、おなかの感じ、内蔵の緊張、
そうしたものが微妙な心の状態とつながっているのです。
不安として感じていることは、具体的な体の反応の現れ、なんですね。
反応しなければ苦しく、辛く感じたりすることはない。

心、というものは変化していく。
ころころ、と移り変わっていくのが心の特徴です。
それは子どもの心を見ていくと一番良くわかります。
ひとつのことに留まっていない。
不安がずっと留まっている。
不安になるような状況が周りにずっとあるのであれば
いたしかたない、自然な反応ですが
繰り返し記憶の再生によって起こっている場合には
実は、余分なものです。

それをだんだんに、ほどいていく。
不安や恐怖は、胸の感じ、肩の感じとつながりがあります。
小さな動きにして、ゆっくり止まっていきます。

[首をなでる]
…両手で、後ろから前に、やわらかくなでていきます。

首も、頭の緊張を反映しているんですね。
きもちよく、ゆっくり。繰り返しなでていきます。
後頭部のあたりから耳の後ろを通って、あごまで。

何かに耐えないといけない、時に
歯をくいしばる、ということがあります。
あごを緊張させることによって、
普段より緊張を長引かせることが意識的にできるのです。
それがずっと続いてしまうと、体が耐えられる範囲を越えて、
体が自然に動ける状態からだんだん離れていってしまう。
それを、また、
自然な、自分の力が発揮できる状態に戻していくんですね。

ゆるんでくると、なでるたびに
あごが自分の力で動いてきたりします。
そうして、自分で調整する動きが起こってきたら
その場所は、あとは、
自然の動きにまかせて大丈夫、ということになります。

[鎖骨をなでる]
…だんだん下りていって、首の前
鎖骨の周りを、片方づつやわらかくなでます。
デリケートな場所だけに、やわらかくなでていくと
とても気持ちがいい。

[胸腺をなでる・胸のてあて]
…真ん中に戻って、胸の中央あたりをなでます。

胸に心がある、と感じているかたは比較的多いと思います。
そのくらい、心の状態と
胸の緊張感、ゆるみぐあいはつながりあっている。
このあたり全体がなんとなく、心的な動きの中継地点。
体のいろんな動きの中で短期的な心の動き、
短い時間に思うこと、と比較的つながっているかもしれません。
それは呼吸の速度、血液が巡っていく速度と言ってもいい。
息を吸う時の気持ち良さ、
息を吐く時の安堵感。そういうスピード。
息を止める時の緊張感、
息が詰まった時の苦しさ。
それがほどけた時の安心感、ゆったりとした感じ。

胸の中央にてあてをします。
手をあてたまま、ゆっくり息をします。
ゆっくり、ふーっと下ろしていきます。

[腰をなでる]
…腰をなでます。
今、上半身で必要なのは、余分な緊張を抜いていくことですね。
腰から下が必要としているのは、
中から引き締まりが出てくることです。

[足をゆらす]
…座っていた足を前に出して、楽にぱらぱら、とゆすっていきます。
ひざをぱたぱた。
腰から足へ、ずーっとなでて、また戻って。

[足裏をなでる・足裏のてあて]
…片足ずつ、足を引き寄せて、足の裏をなでます。

中から引き締まりが出てくる、というのは、元気が出てくること。
それは、無理な力を出すのではなくて
こうやって下半身に気を集めていくことです。

足、腰にていねいに気を集めていくことが
体の元気を作っていくことに通じています。
疲れているときは、足腰がとても大事です。
疲れている人がいたら、足をなでてあげるのが
とても大切なことになります。

思ったことを行動に移すのも、腰の力がなければできません。
考えられるけれど、そこから先につながらない。
腰が引き締まらない状態では、次の行動にならない。
今、自分から動いていく力をつけていく
いちばんいい時期にあります。

春が来ている。
春という体の切り替わりの時期が、地震と重なって
日本中のおそらくほとんどの人の中に、
何かやりたいよね、って
人間として助け合っていく時だよね、っていう感じが浮かび上がってきています。
ですから、今仮に出てきている不安や心配は
実はそんなに重要なものではなくて、
むしろその裏返しにある、私たちの心の中の「今、動いていくんだ」という感じ
そちらがより重要な、本来の動きかもしれません。

それは、こうして足や腰をゆるめていくことで
培われていきます。
体が動かなかったら、物事は進まない。
ひとりひとりが、自ら考え、自ら動く。

そのことの積み重ねが今の世の中を作ってきたし、
これからの世の中を動かしていくのです。

…手をゆっくり止めて、そのまま足の裏にてあてをします。
楽に、息を吐くような感じで。
腰まで響いている、なんとなく腰があったかい感じがするととてもいいです。
反対側も。足の裏をていねいになでます。そして、止まって、てあて。

足の裏は体重を支えているので、強さを備えていきますが
赤ちゃんの足をさわってみると、そのやわらかさに気づきます。
私たちは履物をはいていられる訳ですから、
もっとやわらかな足を保ってかまいません。
足の裏をたんねんになでることは、腎臓と腰を元気にしていき
頭がぼーっとしてきて、ぽかんとしてよく眠れます。
体が暖まるので、寒い時は足をなでて寝るといいですね。

[上下体操]…そのまま仰向けにころん、ところがって
足を腰の幅に開きます。
腕はどこでもかまいません。
かかとを押し出し、つま先を引き、首のサイドの緊張を感じ
ストン、とゆるめます。
首がゆるんで余分な思考から開放される体操です。

[脱力体操]…うーんとのびて、ふっとゆるめます。
そのままの姿勢で、呼吸が落ち着くのを待ってください。
もう一度。気持ちがいいポーズをつくって、うーんとのび。
ふっとゆるめます。そのまま、呼吸が落ち着くのを待ちます。
もう一度。

[安静体操]…今、自分にとって、一番楽な姿勢で休みます。
うつぶせ、横向け、丸まって、どんな姿勢が楽か探してください。
座布団やふとんを使ってもかまいません。
動物が調子がわるい時は、
一番必要な姿勢をとって、ただじーっとしています。

[起きる]…目を覚ましたら、気持ち良くのびをします。
ひといきついて、呼吸が落ち着いたら
うつぶせに転がるようにして
うつぶせの姿勢から、楽に起き上がってきます。
・・・・
立って足踏み、肩もゆらして。細かく体全体をゆらします。
体をゆらすぶんにはいくらゆらしてもらって大丈夫ですよ、
元々の感じに戻ります。
ゆれながら、いらないものがだんだん落ちていく感じ。
今、自分の中を澄んだ感じにしていくことが大切です。
だんだんにとまって、呼吸を落ち着けて。
ゆっくりおなかで息をして、終わります。
 

2011.03.22

全力で生きる

 気功の学校・ステップアップ最終日 2011/3/21春分 天野泰司@山科
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いま日本中が全力を出している。
全力で生きる。=「全生」、
あますところなくいのちの働きを発揮して生きていくこと。
地震によって灯された火に従って、消さないように、燃え続けていくように
今何をなしていくのか、一緒に探していきましょう。

[座ったまま、ゆっくり体をゆらす。
動かしたい方へ、途切れなく。
だんだん止まっていって、静かに座る。
心にいろんな想いが浮かんできたら、
その思いに従って、またゆれる。また、静かに座る。]

ゆれることは、固定した思考がほどけること。
仮に分けると、できごとから思考が生まれ、
思いが生まれ、思いから感情が生まれ、反応が起こる。
できごとと、体の反応は切り離して扱うことができる。
気功では体を整える(ex.ゆれる)ことで、
心の悩みを調整していくことができる。

西田天香さんが関東大震災のときに立てた、3つの大願
個人として、国民として、人類として。
その二、「こくみんとしましては、
 こわれぬところにざいもつをたくわへ、
 たのしく、ぐわしんしようたんして、ちじょふにも、
 こんかいのそんがいにますたからをあましゑるように」

臥薪嘗胆して、楽しく。
今、自分の立っている中で、全力を尽くしていく楽しさが
呼び起こされている。その波に入ってかまわない。
今回、流通などの復興のスピードはとても早く、
神戸の震災の頃はまだ混乱していたような気がする。
日本は天災が多く、
「天然の無常」と山折哲雄さんが表現されていたように、
自然の豊かさと、荒々しさ、私たちは両方を味わってきた。
被災地に向かい、何かしたいという思いと
災害にあった方達の「お世話になってありがとう」という思い。
長年にわたって、そうした暗黙の了解が培われてきた中に私たちはいて、
また、世界がそのことに注目している。

例えば大きな傷を受けて、体は七転八倒して治ろうとする。
今の状態も同じ。
自然の働きが自然のままにあるように、体と心を整えていく。
意識と無意識を、理性と体を分け
思考、意識を主体に動いていくのではなく、
自分の中にある自然、無意識の流れに乗り、主に据えて動いていく。
まず、大きな自然の流れに乗る。
体の部分にも、ひとりひとりにも、それぞれ不完全な部分があって
足りない処を補う働きが起こってくる。
大きな自然の流れが、体の中にはっきりあることをしっかりつかんでいれば、
意識・思考はそれを補い、微調整する働きをしはじめる。

今、打つべき最高の一点を。
休む、動き出す、やめる、また動く、自然の働きにはひとつも無駄はない。
今、最適な動き、最高の動きはひとつしかない。
澄んだ心、澄んだ体で選択していく。
それはゆるしている心、ゆるんでいる体。
それぞれの役割は違う。
いつも心を澄ませ、体をゆるめ、必要なことをやっていく。
役割とは、自らが楽しみつつ、全体の益につながること。
どういう役割をもって生まれ、生きているのかを体に聴いていく。

「楽しい」という字は、神に向けて鈴を振っている字。
神=自然とつながっている状態、
そこに自分が入っているかどうかが、いつも問われる。
自分の役割は、どこにでもある。
どんな処にいても、その場でできることを全力でやっていく。
社会的な役割は、どこにでもある。
仮のもの、仮の枠組と見ることで、自由になる。
全部捨ててもいいんだ、ということ。
[活元運動〜活元操法]、動きたい方へ動く。
今、最適な動きはひとつしかない。

・・午後・・
「全力で生きる=全生」の中に、陽の力、陰の力の両方がある。
陽の力=表に出ている、これならまかせとけといった側面。
力仕事ならok、絵を書くなら、計算ならまかせとけ、といったような。
陰の力=なやむ力、落ちこむ力、忘れる力、逃げる力など。
陰面を否定することは能力を閉ざすこと、
もっている力の全てを受けいれていく。

陰陽は、体のリズムとして現れてくる。
一日のリズム、昼活動して夜、休む。
私たちは陽面を見ていきがちだが、体にとっては陰面、休むことが大切。
その間に成長、回復、変化が起こっている。
陰の休んでいる時間を大切にしていくと、陽面もふくらみ
能力の幅が広がる。
時間ではなく深さ、眠りを深くしていくことが健康の秘訣。
一日の波、月の波、宇宙全体の動きが体に反映されている。
月の波では、一番高潮期に排卵、一番低調期に生理。
一緒にいると生理が同じ頃に起こることがあったり、
波と波は互いに影響を与え合っている。
年の波、今は春の波に乗っていく。
性の働き、=人の役に立ちたいと思う働きが強まり
新しく生まれ変わる時期。

[骨盤のてあて〜穴追い]
きょうはていねいなブロセスを踏むが、
澄んだ気持ちで最後のてあてをすることが、いちばん大切。
無意識に、確実なように思っていた交通システムや建物は、
無数の人がそうしたいと思ってきた努力の結果。
無くなってみて、その上に私たちはあることに気づき、
ありがたい思いが起こる。
家も、いのちも、今あることがありがたい。
そうして日々気づき、
ありがたいな、と味わうことが、枠が無くなっていくこと。
=自然界とひとつになっていくこと。
それは気功が目指しているところでもあり、
今、皆が思っていることでもある。

[宿題]
・後頭部、または骨盤に手をあてる。
・生活のひとつひとつを、ありがたいと感じて生きる。
 (*ありがたくないと思われるようなことがあっても、
 まず「ありがたい」と思ってから始めてみる。)
・お互いの足をなであう。

2011.03.21

stepup終 全力で生きる

気功の学校・ステップアップ最終日 2011/3/21春分 天野泰司@山科
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いま日本中が全力を出している。
全力で生きる。=「全生」、
あますところなくいのちの働きを発揮して生きていくこと。
地震によって灯された火に従って、消さないように、萌え続けていくように
今何をなしていくのか、一緒に探していきましょう。

[座ったまま、ゆっくり体をゆらす。
動かしたい方へ、途切れなく。
だんだん止まっていって、静かに座る。
心にいろんな想いが浮かんできたら、
その思いに従って、またゆれる。また、静かに座る。]

ゆれることは、固定した思考がほどけること。

仮に分けると、できごとから思考が生まれ、
思いが生まれ、思いから感情が生まれ、反応が起こる。

できごとと、体の反応は切り離して扱うことができる。
気功では体を整える(ex.ゆれる)ことで、
心の悩みを調整していくことができる。

西田天香さんが関東大震災のときに立てた「3つの大願」。
個人として、国民として、人類として。
その二、「こくみんとしましては、
こわれぬところにざいもつをたくわへ、
たのしく、ぐわしんしようたんして、ちじょふにも、
こんかいのそんがいにますたからをあましゑるように」
臥薪嘗胆して、楽しく。
今、自分の立っている中で、全力を尽くしていく楽しさが
呼び起こされている。その波に入ってかまわない。

今回、流通などの復興のスピードはとても早く、
神戸の震災の頃はまだ混乱していたような気がする。
日本は天災が多く、
「天然の無常」と山折哲雄さんが表現されていたように、
自然の豊かさと、荒々しさ、私たちは両方を味わってきた。
被災地に向かい、何かしたいという思いと
災害にあった方達の「お世話になってありがとう」という思い。
長年にわたって、そうした暗黙の了解が培われてきた中に私たちはいて、
また、世界がそのことに注目している。

例えば大きな傷を受けて、体は七転八倒して治ろうとする。
今の状態も同じ。
自然の働きが自然のままにあるように、体と心を整えていく。

意識と無意識を、理性と体を分け
思考、意識を主体に動いていくのではなく、
自分の中にある自然、無意識の流れに乗り、主に据えて動いていく。

まず、大きな自然の流れに乗る。
体の部分にも、ひとりひとりにも、それぞれ不完全な部分があって
足りない処を補う働きが起こってくる。
大きな自然の流れが、体の中にはっきりあることをしっかりつかんでいれば、
意識・思考はそれを補い、微調整する働きをしはじめる。

今、打つべき最高の一点を。
休む、動き出す、やめる、また動く、自然の働きにはひとつも無駄はない。
今、最適な動き、最高の動きはひとつしかない。
澄んだ心、澄んだ体で選択していく。
それはゆるしている心、ゆるんでいる体。

それぞれの役割は違う。
いつも心を澄ませ、体をゆるめ、必要なことをやっていく。

役割とは、自らが楽しみつつ、全体の益につながること。
どういう役割をもって生まれ、生きているのかを体に聴いていく。

「楽しい」という字は、神に向けて鈴を振っている字。
神=自然とつながっている状態、
そこに自分が入っているかどうかが、いつも問われる。

自分の役割は、どこにでもある。
どんな処にいても、その場でできることを全力でやっていく。
社会的な役割は、どこにでもある。
仮のもの、仮の枠組と見ることで、自由になる。
全部捨ててもいいんだ、ということ。

[活元運動〜活元操法]、動きたい方へ動く。
今、最適な動きはひとつしかない。

・・午後・・

「全力で生きる=全生」の中に、陽の力、陰の力の両方がある。

陽の力=表に出ている、これならまかせとけといった側面。
力仕事ならok、絵を書くなら、計算ならまかせとけ、といったような。
陰の力=なやむ力、落ちこむ力、忘れる力、逃げる力など。
陰面を否定することは能力を閉ざすこと、
もっている力の全てを受けいれていく。

陰陽は、体のリズムとして現れてくる。
一日のリズム、昼活動して夜、休む。
私たちは陽面を見ていきがちだが、体にとっては陰面、休むことが大切。
その間に成長、回復、変化が起こっている。
陰の休んでいる時間を大切にしていくと、陽面もふくらみ
能力の幅が広がる。
時間ではなく深さ、眠りを深くしていくことが健康の秘訣。

一日の波、月の波、宇宙全体の動きが体に反映されている。
月の波では、一番高潮期に排卵、一番低調期に生理。
一緒にいると生理が同じ頃に起こることがあったり、
波と波は互いに影響を与え合っている。

年の波、今は春の波に乗っていく。
性の働き、=人の役に立ちたいと思う働きが強まり
新しく生まれ変わる時期。

[骨盤のてあて〜穴追い]
きょうはていねいなブロセスを踏むが、
澄んだ気持ちで最後のてあてをすることが、いちばん大切。

無意識に、確実なように思っていた交通システムや建物は、
無数の人がそうしたいと思ってきた努力の結果。
無くなってみて、その上に私たちはあることに気づき、
ありがたい思いが起こる。
家も、いのちも、今あることがありがたい。
そうして日々気づき、
ありがたいな、と味わうことが、枠が無くなっていくこと。
=自然界とひとつになっていくこと。
それは気功が目指しているところでもあり、
今、皆が思っていることでもある。

[宿題]
・後頭部、または骨盤に手をあてる。
・生活のひとつひとつを、ありがたいと感じて生きる。
(*ありがたくないと思われるようなことがあっても、
まず「ありがたい」と思ってから始めてみる。)
・お互いの足をなであう。

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